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アルコール飲料/5月1位は2カ月連続でアサヒ「ザ・リッチ」

2020年06月09日 11:10 / POS分析

マーチャンダイジング・オンが発表した新商品売上ランキングによると、5月のアルコール飲料ではアサヒ「ザ・リッチ」350ml×6が1位だった。

プレミアムビールを目指してつくった、贅沢新ジャンル。贅沢醸造で丁寧にこだわってつくり、贅沢なコクを実現したという。

<アルコール飲料の新商品ランキング>
アルコール飲料の新商品ランキング

2位は、サッポロ「GOLD STAR350ml×6」。サッポロビールの全てをつぎ込んだ発泡酒で、「黒ラベル」の旨さ長持ち麦芽と、「エビス」のドイツバイエルン産アロマホップを一部使用し、両ブランドの仕込方法であるダブルデコクション法を採用した。

3位は、アサヒ「ザ・リッチ」350mlだった。

5週間以内に販売した商品は、7位サントリー「ブルー」350ml×6、12位サントリー「ブルー」350ml、13位サッポロ「北海道 奇跡の麦 きたのほし」350ml×6、14位キリン「氷結レモフル」350ml、17位サッポロ「北海道 奇跡の麦 きたのほし」350mlがランクインした。

7位・12位のサントリー「ブルー」は、天然水とエール酵母にこだわったスッキリ爽快な新ジャンル。中味は、サントリーならではの天然水100%仕込の高品質にこだわりながら、醸造香が特長のエール酵母と、爽快感のある香りが特長のカスケードホップを使用。苦味と甘味のバランスを最適化し、香りによるビール類を飲んだ実感と、スッキリとした飲みやすさの両立を実現したという。

14位キリン「氷結レモフル」は、「氷結」史上初、レモンとグレープフルーツの果汁をミックスして使用した。

13位・17位サッポロ「北海道 奇跡の麦 きたのほし」は、サッポロビールの研究者が「ビールのおいしさに貢献できる大麦」を開発するという夢をいだき、長年の研究の末、2016年に品種登録された北海道産大麦の「きたのほし」を麦芽にし、使用したビールとなっている。

新商品ランキングは、マーチャンダイジング・オンが提供するRDS-POSを活用し作成した。

RDSとは、食品・日用品を中心に取り扱い、POSシステムを導入している全国の小売業(総合スーパー、食品スーパー、コンビニエンスストア、ドラッグストア等)からPOSデータを収集、整備、データベース化したもの。

新商品の定義は、過去半年(26週)以内に発売された商品。これまでに実績のないJANコードで過去半年以内に初めて売上実績が上がった商品を新商品とした。

ただし、パッケージ変更やリニューアルなどでJANコードが変更されることがあるため、見覚えのある新発売ではない定番商品も新商品ランキングに含まれる。

売上は、最新の4週間の全国での100店舗当たり販売金額を基準とした。最新の5週間以内に発売された商品には☆印を付け、最もホットで売れている商品を紹介している。

■RDSについて
小売業:https://www.mdingon.com/services/new_rds/

メーカー・卸業:https://www.mdingon.com/products/market_pos/

注:マーチャンダイジング・オン社提供のRDS-POSデータ分析については、記事、写真、図表などを複写、転載などの方法で利用することはできません。

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