ドラッグストア/12月アイメーク、ヘアスタイル関連商品の売上が増加
2022年01月26日 10:20 / POS分析
True Dataは1月26日、ドラッグストア、食品スーパーマーケットにおける2021年12月の売り上げ伸長カテゴリを発表した。
ドラッグストアでは、「アイブロウ」が前年同月比13.2%増、「マスカラ」は8.7%増、「アイライナー」は4.1%増と売り上げを伸ばした。 ヘアスタイルを整える「ブロー・スタイリング剤」も伸長し11.3%増、「ヘアトリートメント・パック」が2.8%増だった。
同社は「12月前半は、全国の新型コロナ新規感染者数が100人台までで抑えられていたため、外出の機会が増え、マスク生活で注目されるアイメークや、ヘア関連商品の売り上げが増加したと考えられる」としている。
食品スーパーマーケットで12月に最も売り上げを伸ばしたのは、「ベビーフード」(ベビー用の飲料を含む)で18.4%増。外出先で子どもに与えやすい「ベビーフード」の売り上げが伸びた背景には、帰省、旅行をした人が昨年に比べ多かったことによる影響が考えられるという。
また、「サラダ油・天ぷら油」の売り上げが18.1%増、「マヨネーズ」が11.2%増となっている。食品会社各社は、2021年12月に相次いで2022年2月以降の「サラダ油・天ぷら油」、「マヨネーズ」などの値上げを発表した。同社は「この発表による駆け込み需要の可能性もある」としている。
忘年会シーズンの12月も、家飲み需要は継続していた。「ビール」の売り上げが食品スーパーマーケットは8.3%増、ドラッグストアでは7.8%増だった。「スピリッツ」もドラッグストアで3.3%増となっている。
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