アイスクリーム／9月「エッセルスーパーカップミニ超バニラ」が1位

2023年10月30日 10:20 ／ POS分析

マーチャンダイジング・オンが発表した新商品の売上ランキングによると、9月のアイスクリームの1位は、「明治エッセルスーパーカップミニ超バニラ」80ml×6個（希望税込小売価格518円）で5月29日発売。

6月、7月、8月と3カ月連続で2位だった商品が9月は1位となった。定番商品のリニューアルで、カップをプラスチックから紙に変更し、年間約667トンのプラスチック削減。SDGsカラーの衣装を着た「ハローキティ」が登場する期間限定パッケージも販売した。

＜アイスクリームの新商品ランキング＞

2位は、森永乳業「PARM 安納芋マルチ」330ml（希望税別小売価格510円）だった。8月21日発売の期間限定商品で、なめらかな安納芋アイスを口どけの良いホワイトチョコでコーティングした。8月は16位にランクインしていた。

3位は、明治「スーパーカップマロンタルト味」200ml（希望税込小売価格172円）となった。9月4日発売の期間限定商品。マロンクリームをイメージした芳醇なアイスと、タルト生地をイメージしたマロン風味クッキーを組み合わせました。

また、5週間以内に発売された商品は、3位を含めて9アイテムがランクインした。

4位の森永乳業「PARMモンブラン（ノベルティ）」80ml（希望税別小売価格160円）は、9月4日発売の期間限定商品。イタリア栗のペーストを使用したなめらかで芳醇なモンブランアイスの中に、栗素材の味わいを凝縮したマロンソースをマーブル状に入れ、なめらかな口どけのホワイトチョコでコーティングしたバーアイス。

5位のハーゲンダッツ「ミニカップ華もち吟撰きなこ黒みつ」92ml（希望税込小売価格351円）は9月19日発売の期間限定商品。焦がしきな粉を使用した香ばしいきな粉アイスクリームに、濃厚な味わいの黒みつソースを混ぜ合わせ、柔らかなもちを載せた。

8位のハーゲンダッツ「ミニカップ華もち抹茶あずき」92ml（希望税込小売価格351円）は、5位と姉妹商品。一番茶だけを使った抹茶の旨味と香りが楽しめる抹茶アイスクリームに、柔らかなもちを載せた。

11位のハーゲンダッツ「クリスピーサンドヘーゼルナッツラテ」60ml（希望税込小売価格351円）は、9月5日発売の期間限定商品。ミルクの優しい甘さとほろ苦いコーヒーが溶け合うカフェラテアイスクリームの中に、芳醇な味わいのヘーゼルナッツソースを加え、香り高いコーヒーチョコレートコーティングで包み、サクサクのウエハースでサンドした。

12位の赤城乳業「大人なガリガリ君いちご」56ml×6（希望税込小売価格432円）は、9月4日発売の新商品。いちごアイスの中に、ガリガリ食感のジューシーないちごかき氷を入れたアイスキャンディー。

14位の森永製菓「白い板チョコアイス」70ml（参考税込小売価格173円）は、9月25日発売。2019年、2022年の秋冬に発売した商品だが、昨年の発売時には「おいしい」「定番化してほしい」といったお客の声があり、今年から秋冬の定番商品として発売した。

16位の森永乳業「MOW 発酵バターキャラメル」140ml（希望税別小売価格160円）は、9月18日発売の期間限定商品。発酵バターのコク深い味わいを堪能できるキャラメルアイス。

17位の赤城乳業「ガリガリ君リッチミルクミルク」50ml×6（希望税込小売価格432円）は、12位と姉妹商品。ミルクアイスの中に、ガリガリ食感の濃厚なミルクかき氷を入れたアイスキャンディー。

新商品ランキングは、マーチャンダイジング・オンが提供するRDS-POSを活用し作成した。

RDSとは、食品・日用品を中心に取り扱い、POSシステムを導入している全国の小売業（総合スーパー、食品スーパー、コンビニエンスストア、ドラッグストア等）からPOSデータを収集、整備、データベース化したもの。

新商品の定義は、過去半年（26週）以内に発売された商品。これまでに実績のないJANコードで過去半年以内に初めて売上実績が上がった商品を新商品と定義した。

ただし、パッケージ変更やリニューアルなどでJANコードが変更されることがあるため、見覚えのある新発売ではない定番商品も新商品ランキングに含まれる。

売上は、最新の4週間の全国での100店舗当たり販売金額を基準とした。最新の5週間以内に発売された商品には☆印を付け、最もホットで売れている商品を紹介している。

■RDSについて
小売業：https://www.mdingon.com/services/new_rds/

メーカー・卸業：https://www.mdingon.com/products/market_pos/

注：マーチャンダイジング・オン社提供のRDS－POSデータ分析については、記事、写真、図表などを複写、転載などの方法で利用することはできません。