お菓子／4月は「アルファベットチョコレート」が1位

2024年05月23日 10:05 ／ POS分析

マーチャンダイジング・オンが発表した新商品の売上ランキングによると、4月のお菓子の1位は、名糖産業「アルファベットチョコレート」144gとなった。1970年の発売以来ひとくちチョコの決定版として愛されつづけてきたロングセラー商品のリニューアル品。160gから内容量を変更した。

＜お菓子の新商品ランキング＞

2位は、3月に続き2カ月連続で、グリコ「神戸ローストショコラ濃厚ミルク」155gだった。グリコ神戸工場で自家焙煎したカカオで作った、こだわりの大粒チョコレートの定番商品。リニューアルにより、185gから容量変更となった。良質な原料にこだわることで、砂糖だけに頼らないおいしさを実現した。

3位は、カルビー「クリスプうましお味」45g（オープン価格）で、4月1日発売の新商品。成型ポテトチップス「ポテトチップスクリスプ」シリーズの包装形態を筒から袋に一新した。従来品に比べて昆布の酸味感をなくし、旨味をアップ。ザクッと食感に合う、程よい塩味と旨味のある味付けで、食べ続けたくなるマッシュポテトチップス。

また、5週間以内に発売した商品は、3位を含めて、6アイテムがランクインした。

7位のカルビー「クリスプ旨味コンソメ味」45g（オープン価格）は、3位と姉妹商品。コンソメ味は、従来品に比べて全体的に旨味をアップ。肉と野菜の旨味がギュッとつまった、マッシュポテトチップス。

8位のカルビー「2024プロ野球チップス第1弾うすしお味」22g（オープン価格）は、4月15日発売。1袋にカード2枚付で、第1弾は全109種類のカードがある。

9位のフルタ製菓「生クリームチョコ」154gは、定番商品のリニューアル。北海道産生クリームをリッチなミルクチョコで包んだクリーミーな味わいのチョコレート。

11位の不二家「カントリーマアム（バニラ＆ココア）」18枚（オープン価格）も、定番商品のリニューアル。自家製のこだわりチョコチップをたっぷり使用し、1枚で「外はサックリ、中はしっとり」の2つの食感が楽しめる、バニラとココアのカントリーマアムファミリーサイズ。

13位のヤマザキ「生チョコパイ」は、4月発売の新商品。チョコ風味のパイ生地に生クリーム入りチョコクリームと角切りチョコを包み焼き上げた。

新商品ランキングは、マーチャンダイジング・オンが提供するRDS-POSを活用し作成した。

RDSとは、食品・日用品を中心に取り扱い、POSシステムを導入している全国の小売業（総合スーパー、食品スーパー、コンビニエンスストア、ドラッグストアなど）からPOSデータを収集、整備、データベース化したもの。

新商品の定義は、過去半年（26週）以内に発売された商品。これまでに実績のないJANコードで過去半年以内に初めて売上実績が上がった商品を新商品と定義した。

ただし、パッケージ変更やリニューアルなどでJANコードが変更されることがあるため、見覚えのある新発売ではない定番商品も新商品ランキングに含まれる。

売上は、最新の4週間の全国での100店舗当たり販売金額を基準とした。最新の5週間以内に発売された商品には☆印を付け、最もホットで売れている商品を紹介している。

■RDSについて
小売業：https://www.mdingon.com/services/new_rds/