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アトレ浦和/目標年商19.8億円、全21店で「West Area」開業

2018年03月15日 19:58 / 店舗レポート

アトレは3月16日、JR浦和駅西口に「アトレ浦和West Area」をオープンする。

<アトレ浦和West Area>
アトレ浦和West Area

West Areaは、JR浦和駅西口ビル(地上7階建)のうち、1階から4階にオープンする商業施設で、埼玉県初出店4ショップ、新業態1ショップを含む21ショップを誘致した。

延床面積は約4200m2、店舗面積約1900m2で、初年度目標年商は19億8000万円とした。

<アトレ浦和フロアマップ>
アトレ浦和フロアマップ

2015年11月25日にJR浦和駅高架下に「アトレ浦和South Area・North Area」をオープンしており、今回のWest Areaのオープンに伴い、アトレ浦和の総ショップ数は52ショップになる。

2016年度の「アトレ浦和South Area・North Area」の売上高は約46億円だった。

<アトレ浦和エリア配置図>
アトレ浦和エリア配置図

アトレ浦和West Areaがある西口には、駅前に「伊勢丹浦和店」、駅ビル「コルソ」があり、最寄には「イトーヨーカドー浦和店」が出店している。

東口駅前には、「パルコ浦和店」があり、駅周辺の競合状況は厳しい。そのため、テナントリーシングでは、競合店舗には出店していない店舗を集めた。

<2階のメインストリート>
2階のメインストリート

同社は、「浦和駅周辺は百貨店、駅ビル、総合スーパーなど商業集積が発展している。その中でアトレ浦和は最後発で最小規模の商業施設として出発した。欠落した業種が商圏にない中で、お客様の選択肢を増やすことを起点にテナントを誘致した」という。

浦和駅西口の駅前広場に直結する2階には、浦和駅利用者のクイックニーズに対応したベーカリーカフェ、コンビニ、コスメ、スイーツショップを集めた。

<ブーランジェリー ブルディガラ>
ブーランジェリー ブルディガラ

2階入口には、埼玉県初出店・アトレ初出店となる広尾のベーカリー「ブーランジェリー ブルディガラ」を誘致した。

<ブルディガラの看板メニュー「セーグル・フリュイ」>
ブルディガラの看板メニュー「セーグル・フリュイ」

ベーカリーは、アトレ浦和South Area1階に「神戸屋キッチン デリ&カフェ」が出店するほか、West Area3階にはベーカリーレストラン「サンマルクカフェ」が出店している。

競合店舗にもベーカリーはあるが、埼玉県初出店で、本格的なフランスパンを味わえる「ブーランジェリー ブルディガラ」を誘致したことで、ベーカリーの選択肢を拡大する。

<サンクゼール>
サンクゼール

アトレ初出店となるグロサリー・ワインの「サンクゼール」、埼玉県初出店・アトレ初出店となる「キハチ カフェ」、埼玉県初出店となる、どら焼き「DOU」を配置することで、食物販やカフェで新しさを打ち出した。

<キハチ カフェ>
キハチ カフェ

<メニューの一例>
メニューの一例

キハチ カフェは新コンセプト店で、日比谷シャンテ店に続く2号店で、世界各国のごはん料理をフレンチベースの料理人がアレンジする新感覚「世界ごはん」を提供する。

<どら焼きDOU>
どら焼きDOU

BAKEが展開するどら焼き「DOU」は、JR東日本関連の施設では、ルミネエスト新宿店、アトレ川崎店に続く3店目の出店となる。工房一体型の店舗で作り立ての商品を提供する。

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