ボータン/フレンチレストラン経営、破産で負債4億7000万円
2018年03月16日 09:00 / 店舗
帝国データバンクによると、ボータン(東京都港区)と関係会社のBEAUTEMPSは、3月7日に東京地裁から破産手続き開始決定を受けた。
負債は、ボータンが債権者約30人に対し約4億7000万円、BEAUTEMPSが債権者約40人に対し約1000万円で2社合計約4億8000万円。
ボータンは、2003年5月に設立。西麻布で全室完全個室のフレンチレストランを経営し、プライバシーを重視する芸能人や企業役員から好評を得ていた。完全個室を利かした展開により、2007年11月期には年売上高約1億400万円をあげていた。
しかし、リーマン・ショック後の同業他社との競合激化や運営資金負担などから採算が悪化、2011年頃には営業停止状態にあった。
BEAUTEMPSは2011年1月に設立したレストラン経営業者。ボータンに連鎖して今回の措置となった。
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