ショッピングセンター/4月既存売上1.0%増、飲食・雑貨が好調
2018年05月22日 11:50 / 月次
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日本ショッピングセンター協会が発表した4月のショッピングセンター(SC)販売状況によると、既存SC売上高の前年同月比は1.0%増となった。
GW前半にあたる休日が前年は2日だったのに対し、今年は3日となったことに加え、好天に恵まれたため、行楽客の来館が多いSCでは土産物や飲食などを中心に好調だった。
テナントは全ての立地で前年を上回ったが、キーテナントはインバウンド効果などにより比較的好調に推移している中心地域・大都市が3.7%増であったほかは、特に中心地域・中都市は5.2%減と苦戦した。
立地別・地域別では、全9地域のうち、中国(1.3%減)、四国(1.2%減)で前年を下回ったが、その他7地域は前年を上回り、全国的に堅調だった。
東北・中心地域は、各SCで好不調の明暗は分かれたものの全体としては7.2%増と、前月(8.7%増)に続き好調を維持した。
近畿・中心地域も駅ビルや地下街がリニューアル効果により売上を伸ばし7.8%増(前月6.3%増)と好調をキープした。
都市規模別では、政令指定都市の総合が前年同月比2.2%増と好調であったが、その他の地域は同0.0%(0.04%増)で前年並だった。
キーテナントは全国的に苦戦し、特に「その他の地域」では、9地区中、北陸(0.6%増)を除く8地区で前年を下回った。
業種ごとの販売動向をみると、テナントでは飲食、サービス、雑貨が好調、婦人衣料が不振と回答したSCが多かった。
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