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ラーメン・カレー・定食/12月既存店売上いきなり!ステーキ9カ月連続減

2019年01月29日 16:40 / 月次

ラーメン・カレー・定食8社が発表した12月の月次営業情報によると、既存店売上高は王将フードサービス0.4%増、幸楽苑9.8%増、壱番屋3.0%増となった。

一方、トリドールホールディングス3.7%減、リンガーハット0.7%減、ハイデイ日高0.9%減、いきなり!ステーキ13.8%減、大戸屋1.6%減と明暗を分けた。

<いきなり!ステーキ店舗イメージ>
いきなり!ステーキ

■トリドールホールディングス(2018年3月期:売上高1165億円)
既存店の売上高3.7%減、客数4.1%減、客単価0.4%増。

全店の売上高2.4%増。

12月度は、休日が前年と比べて1日多かったことによる曜日特性の影響が1.3%程度あったものと推測している。

丸亀製麺は、前月に引き続き「牡蠣づくし玉子あんかけうどん」を販売したほか、18日から新商品「満福かに玉あんかけ」を販売すると共にテレビCMを放映するなど、引き続き売上・来客数増に向けた施策を実施した。

また、学生を対象に麺を2倍まで増量無料になる「学割キャンペーン」や牛肉を2倍盛、3倍盛にできる「夜の肉祭り」を開催するなど、新たな施策も行った。

12月は出店6、退店0、合計988店。

■王将フードサービス(2018年3月期:781億円)
既存店の売上高0.4%増、客数0.0%、客単価924円(0.3%増)。

全店の売上高2.4%増、客数2.1%増、客単価922円(0.3%増)。

12月は出店1、退店9、12月末で728店舗。

直営全店売上高は、19カ月連続して前年同月比売上伸率100%を上回った。

また、同月比過去最高売上は昨年2月より11カ月連続して更新している。

■リンガーハット(2018年2月期:456億円)
既存店の売上高0.7%減、客数2.9%減、客単価2.3%増。

全店の売上高3.9%増、客数1.5%増、客単価2.4%増。

出店5、退店1、12月末全店797店。

■ハイデイ日高(2018年2月期:406億円)
既存店の売上高0.6%減、客数3.2%減、客単価2.7%増。

全店の売上高1.6%増、客数1.5%減、客単価3.2%増。

出店5、退店2、店舗数424店。

■幸楽苑(2018年3月期:売上高385億円)
既存店の売上高9.8%増、客数12.6%増、客単価2.5%減、店舗数490店。

全店の売上高12.6%増、客数9.7%増、客単価2.6%増。店舗数520店。

12月25日クリスマスに「幸楽苑ファン感謝祭」を実施。各店先着100名に「極上中華そば」を一杯10円で提供した。

101名以降の顧客に1月7日から利用できる「極上中華そば一杯無料券」を配布した。

12月31日15時より1月1日終日、同社初の年末年始休業(フードコート等一部店舗除く)を行った。

年末年始特別企画の「年越し肉中華そば」「幸楽苑の幸福(しあわせ)の福袋」「紅白らーめん」「紅白餃子」の販売により休業による売上減を挽回した。

■ペッパーフードサービス(2017年12月期:売上高362億円)
ペッパーランチの既存店の売上高5.6%増、客数5.6%増、客単価0.1%減。

全店の売上高14.1%増、客数14.0%増、客単価0.1%増。

国内店舗数155店。

レストラン事業の既存店売上高7.6%減、客数8.4%減、客単価0.8%増。

全店の売上高21.5%減、客数23.1%減、客単価2.1%増。

国内店舗数16店。

いきなり!ステーキの既存店の売上高13.8%減、客数13.9%減、客単価0.1%増。

既存店売上高が2018年4月から9カ月連続減少している。

全店の売上高80.0%増、客数78.4%増、客単価0.9%増。

国内店舗数386店。

12月度のペッパーランチ全店キャンペーンとして先月より、引き続き「たっぷり!もも赤身の熟成ステーキ」を13日まで販売した。

また、14日より、全店キャンペーンとして「サーロインペッパーステーキ トッピング倍盛り」を販売。店舗選択キャンペーンとして先月より、引き続き「TAKEOUT 専用商品 新発売サーロインステーキ重」、「TAKEOUT 専用商品 美味しさ!プラス!ビーフペッパーライス重」を販売した。

さらに、いきなり!ステーキは、12月20日より「年末年始大感謝祭キャンペーン年間出店200店舗+47都道府県出店達成記念!」を開催した。

■壱番屋(2018年2月期:売上高494億円)
既存店の売上高3.0%増、客数1.8%増、客単価1.2%増。

全店の売上高3.2%増。

出店5、退店1。店舗数1471。

客数は、前年に比べ土曜日が1日多い曜日回りであったことや、福袋の販売を年末から行ったことにより、前年比1.8%増となった。

客単価は、12月からビーフカレーの価格を見直したことなどにより、1.2%増だった。

■大戸屋(2018年3月期:262億円)
既存店の売上高1.6%減、客数5.8%減、客単価4.5%増。店舗数313店。

全店の売上高1.9%減、店舗数353店。

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