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ファミリーレストラン/3月既存店すかいらーく、ロイホ増、3社減

2019年04月19日 10:17 / 月次

ファミリーレストラン主要5社が発表した3月の月次営業情報によると、既存店売上高はすかいらーく3.1%増、ロイヤルホールディングス5.4%増と前年同期を上回った。

一方、サイゼリヤ1.5%減、セブン&アイ・フードシステムズ0.1%減、ジョイフル2.0%減とダウンした。

<ファミリーレストラン イメージカット>
ファミリーレストラン

客数は、すかいらーく0.2%増、サイゼリヤ1.3%減、セブン&アイ・フードシステムズ3.1%減、ジョイフル4.4%減、ロイヤルホスト1.4%増となった。

客単価は、すかいらーく2.9%増、サイゼリヤ0.7%増、セブン&アイ・フードシステムズ3.0%増、ジョイフル2.5%増、ロイヤルホスト4.0%増と全社がプラスとなった。

■すかいらーく(2018年12月期:売上高3306億円)
既存店売上高は3.1%増、客数0.2%増、客単価2.9%増。全店売上高5.2%増。

3月度新規出店は10店(から好し2店、むさしの森珈琲2店、しゃぶ葉1店、その他5店)、2019年3月店舗数合計3209店。

前年3月と比較して、日曜日の日数が1日多かったことによりプラスに影響した。

2018年以降にオープンした新店売上高効果が上積みされ、全店売上高は5.2%増だった。

ガストでは、3月7日にグランドメニューを改定し、サラダやグリーンスムージーなど健康を意識したメニューを強化。

また、同日より開始したフェアメニュー「ご当地グルメ旅」が好調に推移している。

3月14日よりバーミヤンでフェアメニュー「東京グルメ鉄道中華の旅編」、ジョナサンで「ふるさと自慢のお肉に春の彩野菜を添えて」を開始した。

デリバリー売上は前年同月比6%増、テイクアウトは20%増となった。

イベントと連動したデジタルコミュニケーションが奏功し、Twitterフォロワー数が前年3月の約2倍となる138万人に拡大。リーチ数は月間1億人を突破した。

■サイゼリヤ(2018年9月期:売上高1540億円)
既存店売上高0.7%減、客数1.3%減、客単価0.7%増。店舗数1035店

全店売上高0.3%増、客数0.1%減、客単価0.4%増。店舗数1081店

休業1店、2店が閉店した。

3月の既存店売上高は、土日祝日の日数が前年同月よりも1日多かったことが、2ポイント程度プラスに影響した。

■セブン&アイ・フードシステムズ(2019年2月期:売上高782億円)
デニーズ
既存店売上高0.1%減、客数3.1%減、客単価3.0%増

全店売上高1.3%減

■ジョイフル(2018年6月期:売上高321億円、決算期を2018年より変更のため6か月決算)
既存店売上高2.0%減、客数4.4%減、客単価2.5%増

全店売上高2.9%減、客数5.3%減、客単価2.5%増

出退店0、店舗数724店。

■ロイヤルホールディングス(2018年12月期:外食事業617億円)
ロイヤルホスト
既存店売上高5.4%増、来客数1.4%増、客単価4.0%増

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