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コンビニエンスストア/在宅勤務などの影響で8月既存店・全店売上6カ月連続減

2020年09月23日 12:10 / 月次

日本フランチャイズチェーン協会が発表した8月度のコンビニエンスストア統計調査月報によると、既存店ベースの売上高9059億4100万円(前年同月比5.5%減)、来店客数13億4873万5000人(9.3%減)、平均客単価671.7円(4.2%増)となった。

全店ベースの売上高は9479億3000万円(5.5%減)、店舗数は5万5841店(0.2%増)、来店客数14億1590万3000人(9.6%減)、平均客単価669.5円(4.5%増)だった。

売上・客数ともに既存店・全店6カ月連続マイナス、客単価は既存店・全店ともに11カ月連続増となっている。

在宅勤務や外出自粛が続いたことが来店客数に影響を及ぼし、全店・既存店ともに売上高が前年を下回った。

一方、全国的に平均気温が高かったことから、冷やし麺等の調理麺、アイスクリームなどの夏物商材が好調だった。

引き続き、生鮮食品、冷凍食品、酒類、マスクといった衛生用なども好調に推移したことにより、全店・既存店ともに客単価は前年を上回った。

既存店ベースの商品別売上高は、日配食品前年同月比7.1%減、加工食品3.2%減、非食品2.1%減、サービス23.6%減となっている。

既存店ベースの商品別売上構成比は、日配食品35.9%、加工食品29.0%、非食品30.4%、サービス4.7%。

調査の対象は、JFA正会員コンビニエンスストア本部7社。セイコーマート、セブン-イレブン・ジャパン、ファミリーマート、ポプラ、ミニストップ、山崎製パンデイリーヤマザキ事業統括本部、ローソン。

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