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カジュアル衣料/7月既存店ユニクロ8.7%増、しまむら2.1%増

2023年08月30日 10:20 / 月次

カジュアル衣料4社の7月度の営業概況によると、既存店売上はユニクロ8.7%増、しまむら2.1%増、西松屋0.7%増、ハニーズ16.3%増となった。

<7月実績>

社名 既存店売上高前年同月比 全店売上高前年同月比
ユニクロ 8.7%増 12.1%増
しまむら 2.1%増 1.9%増
西松屋 0.7%増 4.5%増
ハニーズ 16.3%増 17.8%増

■国内ユニクロ事業(2022年8月期:売上高8102億円)
既存店(703店)+Eコマースの売上高は8.7%増、客数2.0%減、客単価10.9%増
直営店(795店)+Eコマースの売上高は12.1%増、客数1.1%増、客単価10.8%増
出退店は、出店0店、退店0店だった。

7月は、気温が高く推移し、夏物商品の販売が好調だったことに加え、トレンドを捉えた新商品の販売が好調だったことで、既存店売上高は増収となった。

しまむら事業(2023年2月期:売上高6161億円)
既存店売上は2.1%増
全店売上1.9%増、客数2.3%減、客単価4.3%増
出店1、退店2で月末店舗数1417店

7月度は、お出かけ需要や気温の上昇により、夏物のアウター衣料と肌着や寝具などの実用品が売上を伸ばした。アウター衣料では、PB「CLOSSHI」とJB「SEASON REASON」や「LOGOS DAYS」の T シャツやシャツ、パンツが好調だった。実用品では、PB「CLOSSHI」の肌着や敷パッド、スリッパが好調。 そのほか、水着や浴衣も売上を伸ばした。

■西松屋チェーン(2023年2月期:売上高1695億円)
既存店売上高0.7%増、客数3.7%減、客単価4.6%増
全店売上4.5%増、客数0.2%増、客単価4.3%増
出店5店、退店3店で、月末店舗数は1089店舗

7月は、期間の後半に気温の高い日が続いたことで、夏物衣料の売上高が大きく伸びた。

■ハニーズ(2023年5月期:売上高548億円)
既存店売上高16.3%増、客数6.2%増、客単価9.6%増
直営店売上高17.8%増、客数7.4%増、客単価9.6%増
出店2、退店4、月末店舗数870店

7月は、気温の上昇に伴い、機能性アイテムが良く動いたことと、夏セールが好調だったことで夏物商品の販売が順調に推移した。そのほか、浴衣や関連アイテムも売上を伸ばし、既存店売上は前年を上回った。商品としては、ブラウス、カットソー、パンツが売れ筋となった。

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