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日本生協連/23年12月の総供給高0.9%増、4カ月連続プラス

2024年01月23日 15:20 / 月次

日本生活協同組合連合会(日本生協連)が1月23日に発表した全国66主要地域生協の2023年12月の供給状況(速報値)によると、総供給高は2905億6000万円(前年同月比0.9%増)で、4カ月連続の前年超えとなった。

<主要地域生協の12月実績>

部門 前年比 総供給高に対する構成比
総供給高 0.9%増
店舗 2.8%増 30.5%
宅配 0.7%増 67.7%
その他供給高 20.2%減 1.8%

内訳は、店舗887億5300万円(2.8%増)、宅配1965億9600万円(0.7%増)、宅配のうち個配1481億2600万円(1.8%増)だった。その他供給高は52億900万円(20.2%減)。

店舗は、年末が近づくなかでも節約志向が継続したが、1点単価の上昇が影響した。部門別では、生鮮3部門、総菜、日配品、米、酒、加工食品・菓子飲料が前年を超えている。

宅配は、利用人数が前年を下回っているが、物価上昇によって客単価が上昇したことで前年を超えた。苦戦していた衣料品・住関品が12月に入り回復傾向となったという。

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