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「食の安全」を追求する専門展示会/9月13日~15日開催

2017年08月24日 13:40 / セミナー

「食の安全」を追求する専門展示会「フードセーフティジャパン2017」(以下:FSJ)が9月13日~15日、東京ビックサイト東ホールで開催される。

8回目の開催を迎えるFSJは「食の安全・安心」に関わる国内唯一の専門展として定着し、食の安全を求める声が年々増している状況を背景に、FSJは回を重ねるごとに出展者が増加、今回は過去最多の企業が出展する。

衛生管理で活躍する機能水関連装置をはじめ、異物混入対策としての手袋、靴、キャップといった衛生資材のほか、昨今需要が増している野菜洗浄に関わる機器も登場する。

フードディフェンスの提案も充実し、食品・飲料メーカー、流通、フードサービス業へ向け、内容の濃い展示となる。

■開催概要
名称:フードセーフティジャパン(FSJ)2017
フードファクトリー(FF) 2017
会期:9月13日(水)~15日(金)
開場時間:10:00~17:00
会場:東京ビッグサイト 東ホール
主催:食品産業センター、日本食品衛生協会
共催:アテックス(株)
後援:厚生労働省、経済産業省(順不同・申請予定)
来場者数:40,000名(予定・同時開催展含む)
入場料:2,000円(税込)事前登録で無料に
併催行事:フードセーフティセミナー、出展者セミナー
同時開催展:フードシステムソリューション/フードファクトリー/フードディストリビューション

■詳細・申し込み
フードセーフティジャパン(食の安全・安心)
http://www.f-sys.info/fsj/

フードファクトリー(食品工場の設備改善)
http://www.f-sys.info/f-fac/

■FSJ/FFセミナー(講演テーマ)
・外食企業の衛生管理は従業員教育にあり
・食品の臭気に関わる問題について、その実例と検査の実際
・HACCPによる衛生管理の制度化について
・飲食店におけるHACCPの考え方に基づく衛生管理の普及について
・自社の魅力をJAS規格でアピール!新たなJAS規格の活用法
・GFSIを通じた食品安全マネジメントシステムの国際調和について
・食品事業者に求められることと新たな教育訓練の考え方
・速攻活動から始める異物混入防止対策
・食品企業におけるアレルゲン管理
・各社の監査や第三者認証に利用されるGFSIグローバルマーケットプログラム
・最新食品工場の設計・運用のポイント
・食品業界に広がる最新IoTシステム活用事例
・最新の異物検査技術とIoT対応
・設備が自ら劣化を知らせる!エッジコンピューティング技術 他
 
■セミナーの全プログラム
https://www.f-sys.info/seminar/

セミナーは、制度化へ動き出したHACCPのほか、異物混入防止対策、アレルゲン管理といった、食品メーカーはもちろん、食に携わる関係者は必ず押さえておきたいテーマが揃っている。

■異物混入対策は

来場者の関心が高い「異物混入対策」について、衛生資材分野から、ミドリ安全や原田産業が継続出展するほか、ショーワグローブ、ダンロップホームプロダクツ、シモン、アトムなどが出展する。

クリーニング関連では、双立、白洋舎が出展するほか、エレクトロラックス・ジャパンがHACCP対応の洗浄機を提案する。

日立造船とイシダはウェット食品対応の異物除去と映像記録・品質管理を合同で提案し、食品・食材に使用できる機能水関連では、クレオが殺菌水を生成する炭酸次亜水生成システムをはじめとした野菜洗浄殺菌システムと総合サニテーションを提案するほか、アクアシステム、日本ガイシ、協和医療器が出展し、充実したエリアとなる。

急速に導入が進んだ監視カメラでは、カシオテクノ、キャトルプラン、小林製作所がカメラの展示をするほか、富士フイルムは磁気テープを利用した映像・品質検査データの長期保管を提案する。

トレーサビリティ関連ではオムロンフィールドエンジニアリングが出展するほか、ACTUNIは入退認証を提案するなど出展は多岐にわたり、中小食品メーカーに限らず、大手食品メーカーにとっても興味深い内容が揃っている。

■3回目のフードファクトリー、出展企業大幅増加

食品工場の「設備改善・施設改修」にフォーカスした専門展示会フードファクトリー。3回目の開催で、大幅に出展者が増加し、様々な設備・機器が出揃った。

HACCPの制度化に向けた準備が進むなか、食品業界における衛生面強化の流れは加速する一方だ。

FSJとの相乗効果により、品質管理部門の来場は多く、加えてフードファクトリーには、設備更新等で決定権をもつ経営層や生産・工務部門の来場が多い。

会場では積極的な情報交流や設備導入に向けた具体的な商談がされている。食品メーカー以外にも、大手流通関係者などの来場も多く、本展への関心の高さが伺える。

■食品工場向け設備・サービスの提案の場

食品工場・生産設備の改善で大きなテーマとなる「工場の新設・改修」。食品工場に強みを持つエンジニアリング会社等が多数出展する。

日清エンジニアリング、日立プラントサービス、NECファシリティーズ等が新規に出展し、省力化や効率化をトータルで提案する。

遮熱・断熱効果のある塗料や抗菌対策の床材などでは、エスケー化研やタナカペインティング、大成ファインケミカルが出展。水処理関連では、鶴見製作所、東洋アクアテック、ウェルシィなど新しい顔ぶれが出揃った。

LED照明では、アイリスオーヤマが工場・倉庫の省電力化を提案する他、キーエンスはメンテナンス機能を刷新したインクジェットプリンターを紹介する。

自動化・ロボット関連では、マツダエースが、包装機から搬出されるおにぎり等の食品を自動で箱に詰める装置を提案。ユメールMJPは、洗浄・流送・真空吸引等の装置の展示実演を行い、来場者の注目を集めそうだ。

■問い合わせ
フードセーフティジャパン事務局
フードファクトリー事務局
東京都千代田区霞が関1-4-2 大同生命霞が関ビル4F
TEL:03-3503-7827(FSJ) 
TEL:03-3503-7807(ファクトリー)
office@f-sys.info
https://www.f-sys.info/

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