そごう千葉店JUNNU/コト発想の体験型専門店館に一新、目標年商90億円
2017年08月02日 17:54 / 店舗
そごう・西武は8月2日、そごう千葉店ジュンヌ館の全館改装を行うと発表した。
ジュンヌは2005年10月の「オーロラモールジュンヌ」オープン以来、ヤングのためのファッション専門館として営業してきた。
今回、マーケットの変化をとらえ、コト発想の体験型専門店館に一新する。投資額は、設備投資部分を含めて25億円で、2018年度の目標年商は90億円(2016年度対比約25%増)。
営業面積は1万6000m2で、72区画を展開。9月15日に55区画がオープンし、2018年3月に72区画が完成する。
コト・体験、ビューティー、食、生活雑貨といった領域の面積を拡充する。
旧来の約7割の面積を占めていたファッション領域を4割まで縮小し、フロアテーマにあわせたコンテンツをバランスよく配置する。
1階は旬のファッションと食のマルシェのフロア。話題の食、雑貨、ファッションを組み合わせて構成。スナイデルやジェラートピケをそろえるセレクトショップ「ライフストアRoom903」「キャスキッドソン」といった人気のファッション・雑貨ショップを配置する。
2階はキレイを創るビューティフロアで、特徴的なサロンを導入し、お客の美と健康をサポートする。
一時預かり専門託児所を導入し、子どもを預かる間に、ママが安心して施術を受けるなど、ママのキレイも応援する。
3階はコト消費型体験フロアで、自分再発見をテーマにした、時間消費型のコンセプトストアを、バラエティ豊かに導入する。
16の小さな専門書店とルームシアター、タブレット端末を活用した新しいタイプのクッキングスタジオ「ホイップ」、手芸ショップをそろえた。
4階は上質ライフスタイルフロアで、アーバンリサーチストア、フランフランといった大型ライフスタイルショップを誘致する。
来春には、本館とのブリッジ的な性格を持つ、海外ブランドを導入する予定だ。
千葉エリア全域では、郊外に大型商業施設が林立し、千葉駅周辺の求心力が低下するなど、そごう千葉店をとりまく商業環境が大きく変容した。
お客の興味関心の対象も、ファッションのみならず、自分を成長させ、内面を豊かにするもの、仲間とのつながりを深めるものなど、生活全般に向けて広がりを見せている。
改装により、マーケットとお客の変化に対応するという。
そごう千葉店は、ジュンヌの改装を皮切りに、2020年に向けて改装を実施する予定だ。
ビューティー&コスメとデパ地下、本館レストランリフレッシュもにらみ、エリアにおける圧倒的ポジション確立を目指す。
店舗概要
所在地:千葉市中央区新町1000
目標年商:2018年度90億円(2016年度比約25%増)
投資額:25億円(設備投資部分含む)
区画数:72区画
営業面積:1万6000m2
開業日:9月15日に55区画オープン
2018年3月に72区画完成
■そごう千葉店
https://www.sogo-seibu.jp/chiba/
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