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上野フロンティアタワー/パルコ、TOHO、松坂屋が出店、目標来館者数600万人

2017年09月14日 20:17 / 店舗

J.フロントリテイリング、大丸松坂屋百貨店、パルコは9月14日、御徒町駅前の松坂屋上野店南館跡地に11月4日に「上野フロンティアタワー」を開業すると発表した。

<上野フロンティアタワー>
上野フロンティアタワー

敷地面積は約5800m2、地下2階、地上23階、高さ11mの施設を建設し、延床面積約4万1000m2の規模。

地下1階に大丸松坂屋百貨店、地上1階~6階にパルコ、地上7階~10階にTOHOシネマズが出店し、商業施設を構成し、地上12階~22階まではオフィスとして使用する。

<フロア構成>
フロア構成

上野フロンティアタワーの目標来館者数は600万人、タワー開業後の松坂屋上野店本館の来館者数は900万人(改装前比20%増)とした。

核店舗のパルコは、新屋号「PARCO_ya(パルコヤ)」として出店。店舗数は68店、年間テナント取扱高で60億円を目標とした。

松坂屋上野店の増床フロアの目標年商は10億円で、松坂屋上野店本館の2017年2月期の売上高は408億6500万円で、タワー開業は店頭売上高で合計20億円増を見込んでいる。

TOHOシネマズは8スクリーン約1400席を展開する。

J.フロントリテイリング取締役兼代表執行役社長の山本良一氏は「地域とともに成長するアーバンドミナント戦略の一環として、グループ企業のパルコ、TOHOシネマズと共に上野の新たなランドマークを目指す。これまでの百貨店の成功体験に頼っていては、50年、100年先の未来はない。街とともに成長しターミナル型とは違う都心立地型の店づくりを行う」と語った。

<シタマチ.フロント>

上野フロンティアタワーの開業に合わせ、松坂屋上野店本館と周辺施設を総称し「シタマチ.フロント」と名付ける。

今後、シタマチ.フロントは、上野御徒町周辺地域全体が街を盛り上げる活動をする際のプラットフォームとなり、街づくりの合言葉として使用されることを目指す。

施設概要
所在地:東京都台東区上野3-24-6
敷地面積:約5800m2
延床面積:約4万1000m2
階数:地下2階、地上23階、棟屋1階
高さ:117m
用途:地下1階大丸松坂屋百貨店
1階~6階パルコ
7階~10階TOHOシネマズ
11階機械室
12~22階オフィス

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