阪神梅田本店/総投資額530億円、1期棟6月1日リニューアルオープン
2018年04月10日 17:50 / 店舗
阪神百貨店は6月1日、大阪・梅田に第1期リニューアルオープンする。
阪神電気鉄道と阪急電鉄は、「梅田1丁目1番地計画(阪神百貨店(阪神梅田本店)の入居する大阪神ビルディング及び新阪急ビルの建替計画)」(阪急阪神不動産が開発業務を担当)を2014年10月から行っており、今年4月27日にⅠ期棟が竣工。
6月1日から、テナントとなる阪神百貨店が部分開業する。
建て替え工事に伴う総投資額530億円、売り上げ目標420億円(2018年度通期)、売り場面積2万7000m2を予定している。
新しくなる阪神百貨店(阪神梅田本店)は、解体工事前と同規模(延床面積:約10万m2)で、フロア数は11層(地下2階から地上9階まで)を計画している。
また、コンセプトは、「毎日が幸せになる百貨店」。店舗づくりにおいては、品揃えの充実を図るとともに、ただ商品を提供するだけでなく、様々なイベントを通じてライフスタイルの提案を行うことで、都心の一等地にふさわしい存在感と競争力のある商業施設を目指す。
そのシンボリックな空間として、各階にたっぷりと自然光を取り入れたエリア「テラス」を設けた。
地下1階は、「食の阪神」という評判のもと、総菜、和洋菓子、生鮮のそろった阪神食品館とする。ワンコインランチ(500円)から、夜のサク飲みまで、立ち食いの聖地「スナックパーク」が計13店舗で復活する。
1階には、毎日30のベーカリーから15種類がそろう食パンのセレクトショップ、毎日400種類のワインがフリーテイスティングができる日本最大級のワイン売り場もそろう。
2階は、シーズン・ギフト雑貨マルシェ、3階はオーガニックカフェレストラン、スポーツショップの入るウエルネス・スクエアとなる。
3階に、風をはらんだようなゆったりしたシルエットのナチュラルスタイル中心に提案するリラナチュールが登場。
7階は、イベントスペース「ライブキッチン」を設置し、作る&食べる体験を通して、道具や器の楽しみ方を提示するハッピーテーブルとなる。
なお、建替工事は、百貨店の営業を継続しながら進めていく。
「梅田1丁目1番地計画」は、ビル名称を「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定した。同計画が全体竣工を迎える2022年春には、阪急百貨店(阪急うめだ本店)が入居する梅田阪急ビルを「大阪梅田ツインタワーズ・ノース」に改称。
近接する両ビルを「大阪梅田ツインタワーズ」と総称する予定となっている。
この名称は、阪急阪神ホールディングスグループの最重要拠点である大阪梅田の中心に位置し、グループを象徴する2棟の高層タワーを、大阪以外の地域や海外からの訪問者からの分かりやすさを考えて命名したもの。
■施設の概要(1期棟)
階数:地下3階、地上13階
主な用途:百貨店等
構造:鉄骨造(地下部:鉄骨鉄筋コンクリート造)
延床面積:約7万6000m2
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