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家電量販店/3月の売上高ビックカメラ12%増、ケーズHD2.7%増

2018年04月26日 10:05 / 店舗

家電量販店各社が発表した3月の月次売上によると、ビックカメラ+コジマの全店売上高が10.6%増、ケーズホールディングスのグループ売上高が2.7%増になった。

新生活需要の高まりによって、洗濯機、冷蔵庫、エアコンや携帯電話を中心に好調に推移した。

エディオンの全店売上高が2.6%減、キタムラは17.0%減と明暗を分けた。

<ビックカメラ イメージカット>
ビックカメラ イメージカット

■ビックカメラ(2017年8月期:売上高7906億円)
ビックカメラ+コジマ売上高10.6%増、うちビックカメラ12.1%増

音響映像商品15.6%増、家庭電化商品6.0%増、情報通信機器商品16.4%増、その他の商品13.5%増

音響映像商品は、デジタルカメラやテレビが好調、オーディオが堅調。

家庭電化商品は、洗濯機が好調、冷蔵庫、理美容家電や調理家電が堅調だった。一方、エアコンがやや低調に推移した。

情報通信機器商品は、パソコン本体やパソコン周辺機器が好調、スマートフォンが堅調。

その他の商品は、医薬品、スポーツ用品、酒類、メガネ・コンタクトレンズや玩具が好調、ゲーム、時計が堅調となった。

■コジマ(2017年8月期:売上高2327億円)
既存店売上高7.4%増、全店売上高8.0%増

全店のテレビ7.7%増、ブルーレイ・DVD4.2%減、エアコン5.9%増、パソコン(本体のみ)4.1%増、携帯電話19.7%増、洗濯機19.4%増、冷蔵庫15.8%増。

3月は、新生活需要の高まりによって、白物家電や携帯電話を中心に好調に推移した。

白物家電は、洗濯機・冷蔵庫がまとめ買いの販売促進により好調、エアコンが省エネモデルへの買い替え促進により好調だった。

その他に、空気清浄機が花粉・黄砂対策等による需要増加で好調に推移。

またテレビは、前月に引き続き高画質・大型商品への買い替え、まとめ買いの促進により好調となった。

■エディオン(2017年3月期:売上高6744億円)
直営店売上高2.6%減、全店売上高2.3%減
出店1、退店1、月末店舗384店

■ケーズホールディングス(2017年3月期:売上高6581億円)
グループ計売上高2.7%増、出店1、閉店1、月末店舗は496店

音響商品3.5%増、テレビ1.9%増、ブルーレイ・DVD0.3%増、パソコン・情報機器4.4%減、冷蔵庫4.7%増

洗濯機10.1%増、クリーナー5.2%減、調理家電0.6%増、理美容・健康器具0.8%減、エアコン15.4%増

■キタムラ(2017年3月期:売上高1413億円)
全店売上高91億5800万円(前年同期比16.7%減)
出店0、退店4店、移転0、リニューアルなし

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