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イオン/大阪に都市型SC「イオンスタイル海老江」惣菜・環境対応強化

2020年03月02日 13:30 / 店舗

イオンリテールは3月28日、大阪市福島区に「イオンスタイル海老江」をオープンする。

<イオンスタイル海老江>
イオンスタイル海老江

「都市生活に必要なモノがそろい、学び、楽しみ、過ごす場もある、毎日のように自然と通う生活拠点を創出する」都市型SCとして、過ごしやすい空間と日常のシーンに必要な23の専門店とともに構成している。

顧客とつくりあげる身近な商業施設をめざし、SCのブランド名称を一般公募。SC名が決まった後も「イオンスタイル海老江」は核店舗の店名として残す。

<23の専門店とともに構成>
23の専門店とともに構成

出店する地域は梅田まで約2㎞、阪神本線や大阪メトロ千日前線、JR東西線の3駅が集まる鉄道アクセスの良さから近年、世帯・人口数ともに伸長し続けている。半径5㎞圏内に約50万世帯、約90万人が居住し、全国平均に比べ30~40代の構成が高く、20~30代の単身者も多く暮らしているという。

■新鮮な素材・選べる惣菜を強化

大阪市中央卸売市場より、新鮮な野菜、旬の果物、各漁港で水揚げされた鮮魚の切り身や柵などを、その日のうちにそろえる。店内で下ごしらえをして下味をつけた切り身魚、「お魚屋さんの鮨」としても提供する。

<紙や木製のトレーを使用>
紙や木製のトレーを使用

環境に配慮した取り組みとして、一部のお造りは、紙や木製のトレーを使用する。

大阪近郊の生産者が育てる地域の代表的な「大阪なす」「泉州たまねぎ」「デラウェア」などの野菜や果物を旬の時期に合わせ、定期的に用意する。「手軽にオーガニック野菜を食べたい」といった声に応え、オーガニック野菜を約30種類取り揃え、調理に便利な「有機下ゆで野菜」もそろう。

<リワードキッチン>
リワードキッチン

ちょっぴり贅沢な総菜を対面方式で提供する「リワードキッチン」も導入。ローストビーフ、サラダなど和洋中約30種類が楽しめる。

<弁当・惣菜を強化>
弁当・惣菜を強化

昼食需要として、メインディッシュ1品、サイドディッシュ2品を好みで「選べるお弁当」を提供。夕食には総菜を3品、4品、6品、9品と自由に組み合わせできる「バルセット」を用意し、店内飲食と、持ち帰りの両方に対応する。同店オリジナルの「アジア弁当セット」や「ライスコロッケ」も取り扱う。

■「ここdeデリ」ベーカリーも充実

買って、食べて帰るイオンの新しい食のスタイル「ここdeデリ」を展開。23席のイートインスペースを用意した。

インストアベーカリーコーナーでは、近畿で初めて、売場でパンを焼きあげられる「ディバックオーブン」を導入。少量で多くの種類のパンを短時間で焼きあげ、食パン、菓子パン、総菜パンなど、最大約30種類を品揃え。同店オリジナルの「だし巻ドッグ(海老江ドッグ)」「焼きそばたっぷりドッグ」も販売する。

「ミニストップ」の人気商品ソフトクリームを提供するほか、パン、ドーナツ、「イオンドリップカフェ」のコーヒーを楽しめる。

専門店は、肉料理を中心に、昼はランチ、夜はお酒を楽しめるバル&レストラン「ザ マンハッタンガーデン」がイオン、大阪府に初出店、こだわりの茶葉とモチモチタピオカで大人気「KOI The」が大阪府に初出店する。

また、イオンのオンラインショップ「キッズリパブリックオンライン」「イオンスタイルファッション」「イオンスタイルホーム」「グラムビューティークウェブストア」で注文・決済した商品を店舗のサービスカウンターでも受け取ることができる「店舗受取りサービス」を実施する。

■環境に配慮した店舗として地域に根差す

<環境に配慮した店舗目指す>
環境に配慮した店舗

さらに、「空調エネルギー削減システム」実証実験を行う。一部の弁当容器やカトラリーを紙や木製に切り替え、使い捨てプラスチック削減につなげるなど、環境に配慮した店舗として地域に根差していく。

■イオンスタイル海老江
所在地:大阪府大阪市福島区海老江1-5-52
敷地面積:約7713m2
売場面積:約3916m2(直営約1673m2、専門店約2243m2)
駐車台数:80台
駐輪台数:158台
営業時間:8時~23時
休業日:年中無休
従業員数:約160人(イオンスタイル直営)

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