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小田原駅東口/複合商業施設「ミナカ小田原」開業

2020年12月04日 15:50 / 店舗

全国に総合温浴施設を展開する万葉倶楽部は12月4日、小田原駅東口お城通り地区の再開発事業として、小田原駅東口再開発ビル「ミナカ小田原」を開業した。

「ミナカ小田原」は地上14階と地下1階のタワー棟と、 4階建ての「小田原新城下町」からなる複合商業施設。小田原新城下町に26店舗、タワー棟に31店舗が出店する。

ビルは「みらいの宿場町小田原づくり」をコンセプトに、小田原の新しい中心として、新たな人の流れをつくり、にぎわいを生むことを狙いとしている。

<ミナカ小田原>
ミナカ小田原

 

総事業費は、建物建設、備品などを含め総額で約140億円。出店店舗数は57店舗で、クリニック・公共施設などを除いた飲食・物販店舗は、35店舗。地元小田原や西湘地域の店舗が中心に出店している。

<フロアマップ>
フロアマップ

タワー棟は、図書館、子育て支援センター、企業主導型保育施設、健診クリニックが入居し、ホテル・コンベンション機能も併せ持つ多機能ビル。最上階には、展望足湯庭園を開設しており、小田原市街を一望できる眺望が楽しめる。

店舗は、すし店の「回転寿司 北條」、スイーツ店の「PON PON Dream」、ラーメン店の「かるびラーメン 京城苑」、麺料理店の「まぜそば凜々亭」、洋食店の「せんば自由軒キッチン。」、海鮮居酒屋の「地魚や 与一」などが出店する。

<タワー棟の展望足湯庭園>
タワー棟の展望足湯庭園

小田原新城下町は、在りし日の小田原宿をイメージした、江戸情緒薫る施設。1~3階は商業ゾーンとして、小田原や西湘の逸品や人気のお土産店などを展開する。

4階部分には「旅籠(はたご)」として、城下町小田原の風情を感じる宿泊施設をオープン。小田原を訪れる観光客に向けた、独自の和の宿を意識した造りが魅力だという。

<小田原新城下町>
小田原新城下町

小田原新城下町には、洋菓子店の「ちぼりスイーツファクトリー」、燻製商品店の「燻製工房 然」、洋菓子店の「城下町ぷりん」、食パン店の「純生食パン工房 HARE/PAN」、ローソン、和食・海鮮・定食店の「小田原みなと食堂」、小田原干物店の「山安」、カフェの「三本珈琲店」などが出店する。

■ミナカ小田原
所在地:小田原市栄町1丁目1番15号
階数:地上14 階、地下1階
敷地面積:5639.7m2
延床面積:3万1419.4m2
最高高さ:54.6m(T.P+66.8m)
総事業費:建物建設、備品等含め総額で約140億円
店舗数:57店舗
https://www.minaka-odawara.jp/

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