資生堂／羽田空港に「SHISEIDO」店舗、フライト前メイク落とせるラウンジも

2021年07月07日 14:30 ／店舗

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資生堂は7月23日、子会社のザ・ギンザを通じて、日本空港ビルデング、東京国際空港ターミナルと、化粧品ブランド「SHISEIDO」の単独店舗「SHISEIDO HANEDA BOUTIQUE（SHISEIDO羽田ブティック）」を、羽田空港の第3ターミナル国際線出発エリア内にオープンする。

＜「SHISEIDO HANEDA BOUTIQUE」外観（イメージ）＞

「A Moment of the Beautiful Journey（良い肌で良い旅を）」をコンセプトに、これから海外旅行を楽しむ国内在住の人や、訪日旅行を楽しんだ国外在住の人に対し、「SHISEIDO」商品とブランドの世界観を発信する店舗。

「SHISEIDO」は、資生堂グループを代表するグローバルプレステージブランドで、世界88の国と地域で、スキンケア、メーキャップ、サンケア、フレグランス製品を展開している。

店では、免税価格での商品購入をはじめ、店舗限定商品の販売、フライト前のメーク落としや簡易なスキンケアを楽しめる資生堂では初となるラウンジサービス、商品にオリジナルデザインを印字する刻印サービス、土産用のギフトラッピングサービスなどを提供する。

店舗は「PERSONAL BEAUTY ZONE」「DISCOVERY ZONE」「GIFT ZONE」の三つのゾーン展開する。「PERSONAL BEAUTY ZONE」は、フライト前にゆったりメークを落とし、肌と心を整えられるゾーン。ゾーン内には「MY BEAUTY LOUNGE」のエリアを設けた。

＜MY BEAUTY LOUNGE（イメージ）＞

「MY BEAUTY LOUNGE」は、空港でフライト前にメークを落としたいというニーズをくみ取り、「SHISEIDO」の商品を使って、メーク落としからスキンケアまでできるプライベート空間を提供する。

「DISCOVERY ZONE」は、資生堂の商品体験を通して新しい自分を発見してもらうゾーン。ゾーン内に、「ULTIMUNE GATE」「BEAUTY TABLE」「MY SELECT WALL」のエリアを配置する。

＜ULTIMUNE GATE（イメージ）＞

「ULTIMUNE GATE」では、ブランドの象徴アイテム「アルティミューン」の美容液をモチーフに、内面から肌を活性化することを想起させるディスプレイを展示。非接触のオートテスターで商品の試用と店舗限定のセット商品やサービスを紹介する。

＜BEAUTY TABLE（イメージ）＞

「BEAUTY TABLE」は、デジタル技術を活用し、短時間で来店者のニーズに合う商品をレコメンドするシミュレーターやカウンセリングツールを展開し、目的を持たずに店舗に訪れた人にブランドや商品の興味喚起を促すようにした。

＜MY SELECT WALL（イメージ）＞

「MY SELECT WALL」では、免税店限定商品のラインアップをそろえ、デジタルPOPを活用して情報発信を行う。壁面上部には、大型のLEDモニターを設置し、ブランドの世界観を伝える動画を掲載し、店舗全体を使って迫力ある演出を行う。

「GIFT ZONE」は、日本の土産やおもてなしの心を実感してもらうゾーンで、「MAKE YOUR MARK」と「WRAP IT UP」のエリアを設置する。

＜MAKE YOUR MARKで販売する「アルティミューンの美容液」（上）と口紅＞

「MAKE YOUR MARK」は、アルティミューンの美容液や、一部対象の口紅を購入すると、自分だけのオリジナルメッセージやイラストを商品に刻印できるサービスを提供。刻印は羽田空港限定デザインも用意した。

＜「WRAP IT UP」で提供する店舗限定のオリジナル風呂敷＞

「WRAP IT UP」では、資生堂の唐草模様と飛行機のモチーフをあわせた、羽田限定のオリジナル風呂敷のラッピングサービスが受けられ、店舗でしか入手できない日本らしい土産とおもてなしの文化を提案する。

＜「SHISEIDO HANEDA BOUTIQUE」のターミナル内の出店場所（赤丸部分）＞

資生堂は、「日本発のグローバルビューティーカンパニー」を掲げ、免税店事業を強化している。今回、日本と海外の玄関口である羽田空港に、ブランドの単独店舗を出店することで、「SHISEIDO」の愛用者の拡大とブランド価値の向上を目指すという。