羽田空港第1ターミナル/新フードコートでDX推進、顧客・従業員向け4サービス導入
2025年09月10日 10:52 / IT・システム
グローリーとShowcase Gig(ショーケース・ギグ)は、9月10日にオープンした羽田空港第1ターミナル内「Sora chika(ソラチカ)」フードコートエリアに複数のサービスを導入した。
「Sora chika」は、「旅の始まり、終わりのひととき」をコンセプトに、旅立ち前の食事やティーブレイク、機内での飲食に適した弁当・総菜の購入など、顧客の多様なニーズに合わせた和・洋・中、スイーツ、サラダ、BARなど全12店舗が並ぶフードコートとなる。
今回導入したサービスは、事前決済型モバイルオーダーサービス「O:der ToGo(オーダートゥーゴー)」、タッチパネル型注文決済端末「O:der Kiosk(オーダーキオスク)」、デジタルサイネージシステム「O:der Signage(オーダーサイネージ)」および受け取りロッカー「BOPIS LOCKER(ボピスロッカー)」の4つ。
フードコート利用客の利便性向上に加え、テナントの業務効率化、さらには従業員の満足度向上を目的としている。
羽田空港のフードコートでモバイルオーダーやキオスク端末を導入するのは今回が初めて。グローリーおよびショーケース・ギグが提供する4サービスが、1施設に同時導入されるのも今回が初めてだという。
モバイルオーダー、タッチパネル型注文決済端末、デジタルサイネージシステムの3サービスの導入により、顧客側は、店舗前で並ぶことなく注文でき、受け取り時も待ち時間なくスムーズに商品を受け取れるようになった。一方のテナント側は、レジ業務や呼び出し業務の削減など業務の効率化を図ることが可能だ。
さらに従業員向けには、モバイルオーダーと受け取りロッカーを組み合わせることで、休憩時間に合わせて事前に注文した商品をバックヤードで受け取ることができるようにした。
■グローリー
https://www.glory.co.jp/
■Showcase Gig
https://www.showcase-gig.com/
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