東急/2023年春、新宿に「東急歌舞伎町タワー」開業

2021年11月18日 14:40 / 店舗

東急、東急レクリエーションは11月18日、新宿TOKYU MILANO跡地を中心とした敷地で両社で推進している歌舞伎町一丁目地区開発計画(新宿TOKYU MILANO再開発計画)の施設名称を「東急歌舞伎町タワー」に決定した。

<施設外観イメージ>
施設外観イメージ

名称には、東急グループが歌舞伎町の街とともに、エンターテインメントを通して新たな観光拠点を創り上げていきたいという意志を込めた。計画は、映画館・劇場・ライブホールなどのエンターテインメント施設、ホテルなどからなる高層複合施設を整備するもので、竣工は2023年1月11日、開業は同年春を予定している。

また、施設名称決定に合わせて施設のブランドロゴも決定した。ブランドロゴは、ピアノの鍵盤や音響機器のイコライザーといったエンターテインメント性や施設の外観のモチーフである噴水の要素を内包したデザインエレメントと、文化やコンテンツなどさまざまな要素からなる歌舞伎町の多様性を表現したロゴタイプで構成し、施設が歌舞伎町エリアと一体となり、さらなる賑わい創出に寄与したいという願いを込めた。

<ブランドロゴ>
ブランドロゴ

昨今の新型コロナウイルス感染症の拡大により、世界中でエンターテインメントの楽しみ方や宿泊へのニーズが大きく変化しているが、リアルな体験価値への渇望はますます高まりを見せ、好きなものへの情熱は世代を超えて広がってきている。

施設では、「“好きを極める場”の創出」をコンセプトに掲げ、ホテルとエンターテインメントの複合施設という特性を活かし、「見出す~育てる~羽ばたかせる」といった新たな「好き」を生み出すストーリーづくりに取り組む。

そして、リアルとオンラインを通じて、それらのストーリーと合わせながら、「好き」に出会う機会や、そこに集う人々の「好き」への情熱が交感される場を創出することで、極められたさまざまな「好き」の想いとともに街の未来や文化、さらなる多様性をつむいでいくこと(MASH UP)を目指す。

<施設構成>
施設構成

なお、計画については国土交通省から、新宿駅周辺地域の新しい地域整備方針に基づく民間都市再生事業計画として初の認定を受けており、先導的な感染症対策等を実施する文化・芸術施設等の集客施設としてエンターテインメント・宿泊の新しい在り方を体現し、国際観光都市東京・新宿・歌舞伎町のさらなる魅力向上に貢献するという。

■計画概要
事業主体:東急、東急レクリエーション
所在地:東京都新宿区歌舞伎町一丁目29番1、銅板3(地名地番)
用途:ホテル、劇場、映画館、店舗、駐車場など
敷地面積:4603.74m2
建築面積:約3600m2
延床面積:約8万7400m2
階数:地上48階、地下5階、塔屋1階
高さ:約225m
設計者:久米設計・東急設計コンサルタント設計共同企業体
外装デザイン:永山祐子建築設計
企画・プロデュース:POD
施工者:清水・東急建設共同企業体
竣工:2023年1月11日(予定)
開業:2023年春(予定)

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