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京都駅前地下街ポルタ/2022年春・夏に西エリア飲食店ゾーンをリニューアル

2021年12月16日 15:50 / 店舗

京都ステーションセンターは12月16日、京都駅前地下街ポルタの西エリア飲食店ゾーン(24店舗)を、2022年春・夏の2期に分けてリニューアルすると発表した。

第1期の改装に伴い、「だし茶漬け えん」「お好み焼き 町や。」「串かふぇ 凡凡屋」「コリアンキッチン シジャン」「味彩や」「田ごと」「京阿月」「スープストックトーキョー」「めん、色いろ。いつでも、おやつ。」「とんかつKYK」「冨士屋」「ワイアードカフェ」の12店舗は2022年1月10日をもって営業を終了する。

<改装対象エリア>
改装対象エリア

該当ゾーンは、前回2014年3月のリニューアルから7年以上が経過したが、その間、京都を訪れる日本人観光客が徐々に減少するなどポルタを取り巻く商環境が大きく変化してきたほか、コロナ禍を経て人々の間に広まった「新しい生活様式」にも対応する必要が生じていた。

ポルタの飲食店(レストラン、カフェ)は、地下鉄京都駅改札口より西側の西エリアに27店舗、同じく東側の東エリアに8店舗の計35店舗があり、これらを総称して「ポルタダイニング」と呼んでいる。今回のリニューアルは、これら「ポルタダイニング」35店舗のうち、西エリアの飲食店ゾーンにある24店舗が対象となる。

ポルタの飲食店は、これまで国内外から訪れる観光客への依存度が総じて高く、業種的には観光客に人気の麺類など一部業種への偏りが見られた。また、ランチタイムでも比較的高価格帯のメニューが多い一方、ディナータイムでもランチ同様セットメニューが主流を占めるなど、必ずしも地元のお客が普段使いしやすい飲食店ゾーンとは言い難い面があった。

そこで今回のリニューアルでは、これまで欠けていた本格的な「肉」「海鮮」「バル・居酒屋」等の業種業態を新たに導入し、観光客だけでなく、日常的にポルタを利用する女性買物客や近隣のオフィスワーカーなど地元のニーズにもしっかり対応する。ランチタイムはよりバラエティに富んだメニューをよりリーズナブルな価格で、またディナータイムは食事のほか、お酒もしっかり楽しめるなど、地元の人々が毎日、利用できる飲食店ゾーンを目指す。

<改装イメージ>
改装イメージ

第1期は2022年1月11日から2022年3月下旬に実施、第2期は2022年5月上旬から2022年7月下旬ごろに実施する予定だ。改装期間中、安全を確保するためそれぞれのエリアを全面閉鎖する。そのためエリア内の通路や地上へつながる階段の一部は利用できない。また、第1期ではC3階段を利用できない。

■ポルタ
所在地:京都市下京区烏丸通塩小路下る東塩小路町902番地
営業時間:物販・サービス店11時~20時30分
但し「ポルタキッチン」「きょうこのみ」は10時~20時30分
飲食店11時~22時
(一部営業時間が異なる店舗があります)
定休日:不定休
店舗数:130店舗
店舗面積:約1万200m2

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