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テンアライド/「テング酒場」リブランディングで「旨い、安い」強調

2023年03月13日 13:40 / 店舗

テンアライドは3月13日、旗艦ブランド「旬鮮酒場天狗」「テング酒場」のリブランディングを開始すると発表した。

<「テング酒場」をリブランディング>
「テング酒場」をリブランディング

第1弾として、「テング酒場神田東口店」を3月9日、「旬鮮酒場天狗池袋東口店」を3月16日リニューアルオープンする。

同社は、1969年12月に前身となる天狗チェーンを設立し、同時に「天狗」1号店を東京池袋に出店した。時代に合わせてさまざまなブランド展開を行い、2003年「旬鮮酒場天狗」、2007年「テング酒場」をオープンした。

2020年以降は、コロナ禍による人々の食に対する考え方の変化に合わせ、新業態開発や新規ブランドの拡大に注力してきた。今回、個々のブランドの個性をより確立させ、多様なニーズに対応していくことが必要であると認識し、旗艦2ブランドをリブランディングするという。

「旬鮮酒場 天狗」(6店舗)は、「旨い酒とメシ 天狗」に店舗名を変更する。

コロナ禍で大人数での宴会需要が減ったことも踏まえ、少人数やおひとりさまが日常使いできるスタイルに一新する。

想定客単価は3000円、想定客層は30~40代。状況を見ながら来期中に全店変更を進めていきたいとしている。

メニュー面では、創業以来の名物商品である肉豆富を筆頭にサイコロステーキなど、従来の看板商品と共に新名物商品の提案を行う。

また、インバウンド需要に向け、天狗という名前を生かした日本らしさを前面に押し出した店頭デザインへ変更予定だ。

「テング酒場」(23店舗)は店舗名はそのままに、原点回帰を目指す。

従来のメイン客層である30~50代の顧客とともに、女性や若年層も楽しめるインパクトある商品を導入する。

<インパクトある商品を導入>
インパクトある商品を導入
※テング酒場の「セロリレモンサワー」「梅カッパレモンサワー」(どちらも税込み649円)

想定客単価は2500円で、想定客層は30~50代に加え女性、若年層を取り込む。

商品の質とともに提供スピードにもこだわり「旨い、安い、早い、楽しい」を実現することで、顧客が明日への活力を培う「チャージスポット」へ刷新する。

3月23日に新宿南口店、3月下旬池袋店、4月中旬曽根崎お初天神通り店のリニューアルを計画している。

■旨い酒とメシ天狗池袋東口店
オープン日:3月16日16時
所在地:東京都豊島区東池袋1-3-6 山手ビル地下1階
席数:168席
営業時間:月~土11時30分~23時、日・祝11時30分~22時

■テング酒場神田東口店
オープン日:3月9日16時
所在地:東京都千代田区鍛冶町2-13-22
席数:113席
営業時間:月~金11時30分~23時、土曜日16時~23時、日・祝16時~22時30分

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