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東京駅前八重洲一丁目再開発/劇場・カンファレンス施設、ぴあ・コングレが運営

2023年08月10日 14:40 / 店舗

東京建物は8月10日、東京建物が再開発組合の一員として参画し、2025年度の竣工を予定している「東京駅前八重洲一丁目東B地区市街地再開発事業」において整備する劇場・カンファレンス施設について、「ぴあ」とコングレが運営を行うと発表した。

<劇場イメージ>

事業では、大規模ターミナル駅である東京駅への近接性や、バスターミナル等を通じて国内主要都市から直接アクセスできる立地特性を生かし、約800名を収容可能な東京駅前初の段床型の劇場を整備するほか、大型の展示会・講演会等を実施可能な平土間ホールや各種会議・交流イベントが実施できる会議室を備える予定だ。

ぴあは、チケット事業等で培ってきた多様なネットワークを活用し、演劇・ミュージカル・音楽ライブ等の催事を誘致すると同時に、幅広くパートナーを募り、自ら演目コンテンツの企画・製作を行う。これまで東京駅周辺エリアでは、不足していたエンタテインメントを通じた文化発信拠点を整備することで、将来的には八重洲エリアをショービジネスの観光拠点として、海外にも広く知られるエリアに発展させることを目指す。

コングレは、G7サミットをはじめとする国際会議の運営において豊富な実績があり、八重洲エリアでも多くのカンファレンス施設の運営に従事している。国際的なセミナー・展示会・講演会等の催事を誘致することで、八重洲エリアのビジネス交流機能のさらなる拡充に取り組む。また、事業のオフィスフロア入居企業に対して、商品のプロモーションや企業内外の交流の場としての利用を促進し、オフィスサポート機能の一役を担う。

東京建物は、2社と連携しながら、周辺の地域や町会の人々が長年継承してきた伝統的な祝祭や地域交流の活動の場を提供することで、まちや人の結びつきを高めることを支援するとともに、周辺エリアと連携したイベント活動の企画運営を検討する。

今回の合意により、ビジネスからエンタテインメントまで様々な用途に対応した催しを施設で展開することで、国内外から多様な人々を集客し、事業や東京駅周辺エリア全体ににぎわいを創出し、国際都市東京の魅力向上に貢献することを目指す。

■施設概要
開設位置:東京駅前八重洲一丁目東B地区市街地再開発事業3~6階
面積:約1万m2
施設規模:劇場約800名収容
平土間大ホール約750m2、小ホール約160m2、会議室10室(いずれも予定)

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