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東京・京橋で再開発/事務所・ホテル・店舗の複合施設、アートで発信

2023年01月13日 15:02 / 店舗

東京建物は1月13日、同社が京橋三丁目東地区再開発準備組合の一員として推進している「(仮称)京橋三丁目東地区市街地再開発事業」(東京都中央区)の都市計画が決定したと発表した。

<東京・京橋で再開発>
東京・京橋で再開発

工事開始は2025年度、2029年度完成を予定している。

計画地は、国際都市東京の玄関口である東京駅や東京メトロ銀座線「京橋」駅に近接するとともに、中央通りに面した交通利便性の高い立地。京橋エリアは、アート・ものづくりのまちとして歴史性を有しており、現在も骨董通りを中心に、画廊・ギャラリーや古美術品店が集積しているエリアとなっている。

<Tokyo Sky Corridorに面したにぎわい形成イメージ>
Tokyo Sky Corridorに面したにぎわい

新施設は、京橋と銀座の結節部として、中央通りのにぎわいの連続性を創出する拠点形成を図る。東京高速道路(KK線)の上部空間に歩行者空間「Tokyo Sky Corridor」を整備。「京橋」駅との接続により広域的な地下歩行者ネットワークを拡充するなど、地下・地上・Tokyo Sky Corridorをつなぐ歩行者ネットワークの核として、回遊性の高い玄関口の形成に寄与したい考えだ。

<にぎわいを創出する歩行者滞留空間の整備イメージ>
にぎわいを創出する歩行者滞留空間

アート・ものづくり文化に関する発信機能と育成・交流機能を有する「(仮称)アートセンター」を整備し、若手アーティストの作品をタイムリーに発信するなど、発信機能と育成交流機能の一体的な運営を行う。

<(仮称)アートセンターを整備>
アートセンター

京橋エリア全体でのさらなるにぎわい創出に向けて、周辺地区との連携やまちなかを活用したアート・ものづくり文化の展開など、多主体連携による取り組みを実施し、歩いて楽しいまちの実現を目指す。

また、地域全体の国際競争力強化に資する国際水準の宿泊施設を整備。外国人観光客やビジネスワーカーの需要を満たすサービス水準の高い付帯施設を導入する予定だ。

<周辺地図>
周辺地図

■計画概要
所在:東京都中央区京橋三丁目地内
地域地区:商業地域、防火地域、駐車場整備地区、日本橋・東京駅前地区地区計画、
高度利用地区(日本橋・東京駅前地区)
容積率:約1990%
敷地面積:約6820m2
延床面積:約16万4000m2
階数/最高高さ:地下4階地上35階/約180m
主要用途:事務所、ホテル、店舗、駐車場など
予定工期:本体工事着工2025年度、完工2029年度(予定)

■東京駅周辺の再開発
東京ミッドタウン八重洲/9月17日商業施設13店舗を先行オープン

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