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千葉県松戸市「北小金駅」/住宅×商業×広場でコンパクトシティに再開発

2023年09月11日 14:41 / 店舗

北小金駅南口東地区市街地再開発組合、野村不動産、長谷工コーポレーションは9月11日、「北小金駅南口東地区第一種市街地再開発事業」(千葉県松戸市)が、市街地再開発組合設立について、千葉県知事の認可を受けたと発表した。

<コンパクトシティに再開発>
コンパクトシティに再開発

松戸市の一事例目となる組合施行型市街地再開発事業で、「松戸市立地適正化計画~魅力あふれる松戸の未来~」に基づく地方創生、コンパクトシティ化を目指す。

JR常磐線「北小金駅(千葉県松戸市)」の南口から、徒歩1分に位置する約0.9haの区域を再開発する。

歴史的には江戸時代の頃から水戸街道の宿場町「小金宿」として栄えたエリアであり、周辺は東漸寺、本土寺をはじめとする神社、寺院などの「文化・歴史的資源」が数多く分布している。近年では、1994年3月に事業が完了した「北小金駅南口地区第一種市街地再開発事業」によって多くの人々が集うエリアとなっているという。

北小金駅南口東地区内は、狭い道路、老朽化した建物、駐車場等の低未利用地の存在、市民の憩いの場となる公園や広場などがない。防災性や安全性・快適性などの課題を抱えている。

今回のプロジェクトでは、それらの課題解決を目指し、防災性の向上、憩いの場としてのオープンスペース(約1000m2)の創出、快適な住環境整備などを行い、魅力あるまちづくりを推進する。

住宅約370戸、商業施設、駐車場などを整備する計画だ。

■北小金駅南口東地区第一種市街地再開発事業
所在地:千葉県松戸市小金、同市小金きよしケ丘、同市東平賀の一部
施行区域面積:約0.9ha
建築面積:1街区約1400m2、2街区約1100m2
延べ面積:1街区約2万2150m2、2街区約9400m2
主要用途:住宅・商業・駐車場など
住宅の予定戸数:約370戸(予定)
事業コンサルタント:URリンケージ
参加組合員:野村不動産・長谷工コーポレーション
都市計画等:商業地域、高度利用地区、防火地域、第一種市街地再開発事業
※2022年9月27日都市計画決定(変更)
今後のスケジュール
2024年度:権利変換計画認可(予定)
2025年度:新築工事着手(予定)
2027年度:完成(予定)

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