野村不動産/マルエツなど40店舗の商業施設、川口銀座商店街と一体再開発
2023年03月22日 14:40 / 店舗
野村不動産は3月22日、「川口栄町3丁目銀座地区第一種市街地再開発事業」(埼玉県川口市)が完工したと発表した。
地上28階地下2階建ての多彩な生活利便施設が併設された複合再開発事業。商業・医療・子育て施設・住宅が一体となっている。川口銀座商店街(樹モール)の一部として、建物低層部1~3階の商業業務施設との相乗効果、駅前エリアの新たなにぎわいの創出を見込む。
商業施設部分(樹モールプラザ)は、生活必需品を中心としたショッピング施設、飲食モール(樹モールフードアベニュー)、医療施設、子育て支援施設なと約40店舗がそろう。
「マルエツ」「とんかつ新宿さぼてん おこわのたごさく」「銀座コージーコーナー」「ロッテリア」「ローソン」「ジュピター」「bb.q OLIVE CHICKEN」「ダイソー THREEPPY」「コメダ珈琲店」などが出店する。
4月12日プレオープン、5月24日グランドオープン予定だ。
施設名である「樹モールプラザ/JU-MALL PLAZA」のデザインコンセプトは「若葉」「街の緑」「ファミリー」をモチーフとし、ロゴマークのかたちには「やさしさ」に加え、「未来」「発展」「持続性」などのイメージを重ねているという。
また、商業集積地区という特性を継承するために、住む人だけでなく地域住民、来訪者も通いやすいよう川口銀座商店街に面した位置に施設入り口を設置した。
4~28階は、総戸数481戸の共同住宅(プラウドタワー川口クロス)となっている。
■川口栄町3丁目銀座地区第一種市街地再開発事業
事業主:川口栄町3丁目銀座地区市街地再開発組合
所在地:埼玉県川口市栄町三丁目601番(地番)
交通:JR京浜東北線「川口」駅徒歩3分※敷地入り口まで徒歩3分(住宅エントランスは徒歩4分)
構造・規模:RC造(一部鉄骨造)地上28階地下2階建て
主要用途:住宅、店舗、事務所、医療施設、子育て支援施設、駐車場、駐輪場など
敷地面積:9069.41m2
延床面積:6万6572.28m2
住宅戸数:481戸(非分譲住戸31戸含む)
間取り:1LDK~4LDK
専有面積:46.63m2~115.77m2(一部住戸にはトランクルーム面積1.59m2・2.96m2含む)
売主(参加組合員):野村不動産
設計・監理:INA新建築研究所
施工(特定業務代行者):前田建設工業・埼和興産共同企業体
商業コンサルタント:野村不動産コマース
管理会社:野村不動産パートナーズ
共同住宅・入居時期:3月下旬
商業施設・開業時期(予定):4月12日プレオープン・5月24日グランドオープン
公式サイト 樹モールプラザ:https://www.jumallplaza.com/
プラウドタワー川口クロス:https://www.proud-web.jp/mansion/b115430/
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