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無印良品/銀座の旗艦店を刷新、コーヒー・ワイン・冷食を強化

2023年09月15日 15:55 / 店舗

無印良品を展開する良品計画は9月29日、「無印良品 銀座」(東京都中央区)をリニューアルオープンする。

<銀座の世界旗艦店を刷新>
銀座の世界旗艦店を刷新

コロナ禍が明け、これまで以上に人々が集まり、活気を取り戻した銀座に位置する無印良品の世界旗艦店として、「銀座は楽しい街」と感じられる、銀座ならではの特別感と満足度の高い買い物体験を提供する。世界の文化や知恵から学んだ「食」を中心とした店舗を目指す。

地下1階のMUJI Dinerをリニューアル。無印良品が考える食のこだわりや、サステナブルな取り組みで、銀座という土地にふさわしい、本当の「おいしさ」を追求する場に生まれ変わる。

また、「買ってすぐ食べられる」「持ち帰りもできる」ストリートイタリアンフードのフォカッチャサンドといった新しいベーカリー商品の導入、店舗に在籍するソムリエがセレクトしたワイン売場の新設などにより、新たな銀座の食文化を育てていきたい考え。

1階の食品売場では、新たに店内で焙煎(ばいせん)したコーヒー豆を販売するコーナーを設置する。9月8日オープンの「無印良品 グランフロント大阪」で販売開始した11種類のコーヒー豆に、同店限定の銀座オリジナルブレンドを加えた12種類がそろう(100g・200gの2種類)。

これらのコーヒーは、地下1階「MUJI Diner」、1階「MUJI Bakery」、6階「Coffee&Salon」でも楽しめる。

イタリア食品や冷凍食品も手に取りやすい売場に刷新した。

2・3階は、紳士・婦人服のフロアを分け、売場ゾーニングをルーム構成に変更し、最旬のコーディネートを提案する。

4階のキッチン売場は、売場面積を拡大し、地下1階の「MUJI Diner」で使用しているイタリア業務用食器や調理器具などプロ仕様の商品を拡充する。

5階は、長く愛され、使われてきたヴィンテージ家具を取り扱う。ヴィンテージ家具のリペアサービスも新たにスタートする予定だ。

さらに、銀座の街とつながる取り組みも強化する。

1922年創業の歌舞伎座路地裏にたたずむ老舗和菓子屋「木挽町よしや」3代目の斉藤大地さんが立ち上げた「銀座ものひと繋ぎプロジェクト」と連携し、2022年4月より「無印良品 銀座」6FのSalonにて毎月「銀座ひと繋ぎBar」を開催してきた。

リニューアルを機に、参加規模を20人から40人に拡大し、さまざまな人々が集い、誰もが楽しめてつながりの生まれる場所として継続開催する。リニューアル後の初回は、三笠会館 堀田瑞江さんを迎えて、10月13日の実施を計画している。

そのほか、各階に買物をサポートするエキスパートを配置する。1階ワインソムリエ、コーヒープロフェッショナル、2・3階スタイリングアドバイザー、パーソナルカラー診断、肌診断、4階ナチュラルクリーニング、5階インテリアアドバイザー、整理収納アドバイザー6階バリスタがそろう。

■無印良品 銀座
所在地:東京都中央区銀座3-3-5
営業時間:11時~21時 ※MUJI Diner/Coffee&Salonは~22時
売場面積:3980.18m2

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