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三菱地所/名古屋市旧教育館跡地に「SLOW ART CENTER NAGOYA」オープン

2024年03月11日 11:35 / 店舗

三菱地所は3月31日、名古屋市旧教育館跡地(名古屋市中区錦三丁目16番街区)の暫定活用事業として「SLOW ART CENTER NAGOYA」を開業する。また施設にクレドインターナショナルが運営する店舗が出店する。

<施設ロゴ>

SLOW ART CENTER NAGOYAは、「個人×地域×地球のWell-being」を生み出す市民コミュニティの形成拠点を目指す施設。サウナ、飲食、エステ、フィットネスなどにより、心身のコンディションを整え、多様な人との繋がりを介して社会的に良好な状態を得られる拠点を整備。また、コミュニティ同士の交流を促進するとともに、ビジネス創発の実証拠点としての機能も有し、地域の経済活性、コミュニティ活性を実現する。

そのほか、広場の使い方をアップデートし続けると共に、建物を増築/解体したり、時には建物の一部をパビリオンとして地域へ移設させたりすることも可能な柔軟な運営を行う。運営・企画・管理は地域とつながる、さまざまなアートプロジェクトを展開するコマンドAが担う。

施設においては、「SLOW ART CENTER NAGOYA」のコアとなる”SLOW ART LAB”を2階に開設し、施設の運営を担う事務局機能と、アーティスト、大学研究者や企業・学校等の活動ハブ機能を担う。

また、クレドインターナショナルが、1階に大型サウナとレストラン、2階に少人数で利用できるサウナとスパトリートメント、フィットネスジム、セルフエステ、屋上にはルーフトップバーを出店する。

<出店店舗>

3月31日には開業イベントを開催し、東京ビエンナーレ2023でも「Slow Art Collective Tokyo」を制作したオーストラリア在住のアートグループ「Slow Art Collective」の加藤チャコ氏とディラン・マートレル氏や、「ととのえ親方」として全国のサウナ施設のプロデュースを手掛けてきたプロサウナーの松尾大氏を招き、施設を起点としたスローアート活動を始動する予定だ。

三菱地所は、事業に関して栄地区の賑わい向上に資することを目的とし、2023年4月に暫定活用事業者として採択された。事業が目指す、心身のコンディションを整え、多様な人とのつながりを介して社会的に良好な状態を得られる拠点づくりと、コミュニティ同士の交流を促進するとともに、ビジネス創発の実証拠点としての機能の実装、地域の経済活性、コミュニティ活性を実現するため、クレドインターナショナルや施設の全体運営企画を行うコマンドAと連携しながら、旧教育館跡地が新たな集客、交流の拠点となるよう、栄エリアのまちづくりに貢献するという。

■施設構成
1階:大型サウナ CRED SPA SAUNA
レストラン SAKURA SAKAE ENTERTAINMENT RESTAURANT

2階:スローアート活動拠点 SLOW ART LAB
個室サウナ、スパトリートメント CRED SPA SAUNA
セルフエステ BODY ARCHI SLOW ART CENTER店
フィットネスジム CRED SPA FITNESS

屋上:ルーフトップバー SAKURA SAKAE ENTERTAINMENT RESTAURANT
※CRED SPA SAUNAが大型サウナ、個室サウナ、スパトリートメントを一体で運営し、SAKURA SAKAE ENTERTAINMENT RESTAURANTがレストランとルーフトップバーを一体で運営

■「旧教育館跡地暫定活用事業」概要
所在地:名古屋市中区錦3-1602、1604
敷地面積:約1582.83m2
事業者:三菱地所
設計:安井建築設計事務所、オンデザインパートナーズ、irodori、Graph Studio
運営:コマンドA
テナント:クレドインターナショナル
施工者:アフェクションウォーク
工事着手:2023年10月10日
開業:2024年3月31日
事業終了:2028年3月

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