近鉄四日市駅前/新「四日市三交ビル」3月竣工、店舗・ホテル複合ビルも28年春開業
2025年01月31日 15:38 / 店舗
三交不動産は1月30日、「四日市三交ビル」(三重県四日市市)の建て替えと、その隣で建設中の「(仮称)四日市駅前三交ビル」の名称決定について発表した。
まず、現・賃貸オフィスビル「四日市三交ビル」の建て替えについては、2028年春の開業を目指し、地上13階建ての複合ビル「四日市三交ビル アネックス」を新築する。計画地は、近鉄四日市駅徒歩3分に位置し、「近鉄四日市駅」とJR「四日市駅」を結ぶメインストリート「中央通り」に面している。
駅前周辺は、国の「バスタプロジェクト」による中部地方初となる新たなバスターミナルの整備や、四日市市が実施する「中央通り」を中心とした「近鉄四日市駅周辺等整備事業」が進行するなど、都市整備が本格化しているという。
建替え後は、低層部を店舗、上階を三重交通グループの三交インが運営するホテルとした複合ビルとなる予定だ。
一方、今春の竣工に向けて建設を進めてきた「(仮称)四日市駅前三交ビル」の名称については、新たな「四日市三交ビル」に決定した。
竣工は3月の予定。今後は、テナント工事などを実施し、引き続き開業に向けて計画を進めていく。
なお、隣接するホテル・オフィスビル2棟の外観は、それぞれと調和したデザインにすることで、大きなランドマークとなるようにした。駅周辺の都市整備とともに、新たな景観を創出する。
■現「四日市三交ビル」建替え計画
新名称:四日市三交ビル アネックス
所在地:四日市市浜田町40ほか
敷地面積:1116.06m2(337.60坪)
アクセス:「近鉄四日市」駅徒歩3分
主要用途:1階店舗、2~13階ホテル約170室(地上13階建)
スケジュール:解体工事2025年7月、開業2028年春
総事業費:約50億円
■新「四日市三交ビル」
所在地:四日市市浜田町41-1ほか
敷地面積:2195.38m2(664.10坪)
主要用途:1階店舗、2~14階オフィス賃貸フロア(地上14階建、自走式駐車場125台)
スケジュール:着工2023年2月、竣工2025年3月
総事業費:約80億円
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