食品主要195社/4月の値上げは2798品目、調味料が最多で1514品目
2026年04月01日 14:53 / 商品
帝国データバンクによると、食品主要195社の4月の食品値上げは2798品目にのぼることがわかった。
単月の値上げ品目数が2000品目を超えるのは、2025年10月以来6カ月ぶりとなった。一方、4月としては前年(4225品目)を1427品目・33.8%下回っている。
食品分野別では、マヨネーズやドレッシングなど「調味料」(1514品目)が最多。続く「加工食品」(609品目)は、即席麺やカップスープ、缶詰製品などが中心に値上げされる。
値上げの要因は、「原材料高」99.8%、電気・ガスなどの「エネルギー」(60.0%)、トラックドライバーの時間外労働規制などが要因となった輸送コストの上昇分を価格に反映する「物流費」(72.9%)、「円安(為替の変動)」(11.7%)などとなっている。
なお、2026年の値上げは、1~7月までの累計で5729品目となり、年間の平均値上げ率は15%。年間の値上げ品目予定が1万品目を超えていた前年同時期(2025年3月31日時点、1万1707品目)に比べ、2026年3月31日時点では予定を含めて前年比5割減ペース。
しかし、同社は米国とイスラエルによるイランへの攻撃で中東地域の地政学的リスクが高まっているほか、原油供給の不安定化による包装資材やエネルギー高への警戒感もここにきて高まっており、鈍化傾向にあった値上げの動きが、年後半に再び強まる可能性があると懸念を示している。
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