良品計画/山形県に「無印良品 酒田」3/27オープン、まちの保健室も導入

2025年03月03日 11:23 / 店舗

良品計画は3月27日、山形県酒田市に「無印良品 酒田」をオープンする。

<店舗イメージ>
無印良品

山形県7店舗目。売場面積2198m2で東北地方最大級の広さとなる。

出店先の酒田市では、2019年に「地域発展を目指すパートナーシップ協定」を締結以降、「酒田プロジェクト」として、2020年6月より、中山間地域を含む八幡地域で軽トラックを活用した移動販売をスタート。2021年には同市中町の商店街の一角に「酒田POP-UP STORE」(2025年2月閉店)を出店し、移動販売も継続しながら、地域活動への拠点として取り組んできた。

今回、酒田市が所有する土地(酒田商業高校跡地)の公募型プロポーザルで選考された複合商業施設「いろは蔵パーク」への出店を通じ、商品の品ぞろえやサービスの充実だけでなく、地域の活性化につながる活動も充実し、地域住民が集うコミュニティセンターのような店舗を目指す。

毎日の生活に必要な日用品を中心に、衣料品、洗濯・掃除用品やキッチン用品などの生活雑貨、食品などのほか、これまで「酒田POP-UP STORE」では取り扱いのなかった衣料品、大型家具、冷凍食品などを取りそろえる。

さらに、東北地方で初となる回収した衣料品を再生し販売するコーナーも展開するという。

広い売場面積を生かし、地域住民が期間限定で商品を展示販売できるイベントスペースやコミュニティスペースも設ける。

<まちの保健室>
無印良品

加えて、街の人々の健康のためのコミュニティスペース「まちの保健室」を東北地方で初導入した。

「まちの保健室」は、「日々の暮らしを自然に見つめなおすきっかけをつくり、自分らしい健やかさを実現するための行動を後押しする」ことをコンセプトに地域行政、医療とも連携して活動している。

テーブルやソファ、セルフ式コーヒーマシン、図書コーナーのほか、気軽に利用できる計測機器(肌年齢、野菜摂取度、血管年齢・脳年齢、心と体のバランス測定器、体組成、血圧、ベビースケール)を設置。常駐する薬剤師・登録販売者が、健康相談にも対応し、必要に応じて漢方薬の販売も行う。

併設する「カイエイ薬局」では、同店の営業時間内に処方薬を受け取ることができるほか、「まちの保健室」が開催する講座にも協力する。

また、「酒田POP-UP STORE」を拠点としていた移動販売を継承する予定だ。

■無印良品 酒田
所在地:山形県酒田市上本町7-50 いろは蔵パーク内
オープン:2025年3月27日
営業時間:10時~20時
売場面積:2198m2(約665坪)
備考:山形県7店舗目(山形市2・東根市1・天童市1・新庄市1・米沢市1※3月7日オープン)

良品計画/ふるさと納税専用サイト「無印良品 ふるさと納税」開設 

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