青葉台東急スクエア/屋上広場4/25オープン、家族向けイベントで集客強化
2025年04月21日 14:09 / 店舗
東急モールズデベロップメントは4月25日、田園都市線青葉台駅直結の「青葉台東急スクエア」の屋上広場をオープンする。21日、関係者向け内覧会を開催した。
開場時間は当面の間10時~17時30分、入場料は無料となっている。
青葉台東急スクエアは2000年11月に第一期が開業。2002年3月、全館がグランドオープンした。
商圏は周辺3㎞。核店舗の東急フードショーのほか、ユニクロ、ハンズ ビー、無印良品、スリーコインズプラスなどが出店しており、衣食住すべてのニーズに対応する地域密着型商業施設となっている。
2024年度の業績は売上高216億円、来館者数1553万人、レジ客数1170万人だった。
屋上は、2002年にプレイランド「スクエアパーク」がオープン。電車型の乗り物などが設置された小さな遊園地として地域で親しまれていた。2008年に閉鎖し、以降は特別なイベントの開催に限りオープンしていた。今回、屋上広場をコミュニティー形成の拠点として活用するべく、17年ぶりに全面刷新した。
広場のコンセプトは「Sense of Play 自由な発想で時間(トキ)を楽しむプレイスクエア!」とした。
大人も子どもも座ったり登ったり、さまざまな使い方ができる遊具やステージを設置。床面・壁面には、アートを施している。
宮本一男総支配人は、「過ごし方は訪れる人の自由で、発想や行動をインスパイアするような場所を設けた。ファミリー向けのイベントなどを開催し、買い物だけではない楽しさを提供。地域と連携し、エリアの価値を高め、コミュニティー形成の一助となるようなハブ的存在を目指す」と意気込みを語った。
床面・壁面のアートは黄色を基調とし、一般的にグリーンやグレーが多い屋上と差別化した。
宮本氏は「黄色を多用することで、思った以上に明るく、楽しい雰囲気に仕上がった。植栽はミモザなど黄色の花、オリーブ、サツキなどを植えている。イベント・遊具で楽しむ『動』のゾーンと、シートを敷いてピクニックできる芝生広場や広々としたベンチなど『静』のゾーンを両方設定している」という。
4月26日・27日は、オープニングイベント「おいでよ、みんなの空の広場」を開催する。屋上広場に加え、1階 アトリウムも活用する。
絵本うたユニット「ばんぱくとあんな」による、絵本をそのまま歌にしてめくりながら歌い、音楽とともに絵本の世界を魅せるステージショー、青葉区ゆかりの名店によるマルシェを実施予定だ。
人工芝エリアにハンモックを設置し、のんびり過ごすこともできる。
5月6日は、ウサギ・モルモット・ハツカネズミ・ヒヨコと触れ合うイベントを開催する。
宮本氏は「当施設のボリュームゾーンは50~60代だが、子ども連れのファミリーにも来館し、楽しんでいただきたい。今後、地域・大学などと連携したイベントも企画している」と述べた。
■屋上広場の概要
所在地:神奈川県横浜市青葉区青葉台2-1-1 青葉台東急スクエアSouth-1 本館 屋上
面積:約1000m2
開場時間:10時~17時30分
オープン日:2025年4月25日
入場料:無料
休場日:施設休館日に準ずる。その他悪天候や安全上の理由により、閉場の可能性あり
コンセプト:「Sense of Play 自由な発想で時間(トキ)を楽しむプレイスクエア!」
■青葉台東急スクエア
運営:東急モールズデベロップメント
開業日:2000年11月1日
営業面積:2万7000m2
店舗数:91店舗
営業時間:ショップ10時~20時、レストラン11時~22時※一部店舗は異なる
https://www.aobadai-square.com/
取材・執筆 鹿野島智子
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。