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ユニクロ/オンラインストアを一新、コーディネート一式購入機能を追加

2017年03月16日 17:50 / 経営

ユニクロは3月16日、スマートフォンサイトのインターフェースを刷新し、オンラインストアをリニューアルしたと発表した。

<コーディネート一式購入機能>

手のひらサイズのスマートフォンでも、親指一つで操作できるレイアウトを採用したほか、新しい機能として、旬のコーディネートをそのまま丸ごと買える新機能「Shop by Look」を追加した。

これまでは、コーディネートを紹介しても、1アイテムごとに商品購入ページの切り替えが必要だったが、今回は、コーディネートで紹介している商品を一つの画面で購入できるようにした。

<商品購入画面>

春夏アイテムだけでも2万2710種類の品ぞろえの中から、デザイン、色、柄、サイズ、素材などの要素から商品を検索しやすくした。

オンラインストアで購入した商品の店頭受取場所を拡大した。全国のユニクロ830店のほか、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートのコンビニエンスストア4万3000店で商品を受取ることができる。

単純計算で、日本国内では1人あたり750m以内に、ユニクロの商品を受け取れる状況が構築されたという。

2016年から、一部の店舗で実験導入していた、店舗に在庫がなくてもオンラインストアの商品を店頭で買える「店舗レジ支払い・どこでも受取りサービス」を、全商品、全店に拡大した。

有明の新物流センターを稼働させたことで、本州と四国全域では、昼の12時までにオーダーすると、翌日以降の指定のタイミングで配送日を指定できるようにした。

これまでは作った商品を単純に販売するビジネスモデルだったが、より一人一人のお客にあった商品の提供を目指す。

現在、お客の体型にあった商品の提供を強化しており、オンライストアでは、XSやXXL~4XLなどの特別サイズを販売している。

そのほかお客の好みや体型に合わせて、セミオーダー感覚で選べる商品を増やした。メンズ、ウィメンズのジャケットと一部のシャツを対象にセミオーダーを実施している。

それぞれ440~2000通りを超える幅広いバリエーションの中から、自分にあう商品を選定することができるという。

インターネットに接続できる世界人口は、1995年は0.4%、2016年は50.1%に拡大、2020年には全世界人口の75億円のほぼ全員がインターネットにアクセスできると推測されている。

アメリカでは、人工知能(AI)を使ったコーディネートサービスも実験導入している。日本ではAIによるコーディネートサービスの導入はまだ未定だ。

今後も世界市場を視野にいれ、お客がいつでもどこでも商品を注文でき、効率的に商品を受け取れるサービスを強化していきたいという。

■ユニクロオンラインストア
https://www.uniqlo.com/jp/

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