でりしゃす/O157不検出、全店営業再開
2017年09月08日 10:28 / 経営
フレッシュコーポレーションは9月7日、腸管出血性大腸菌O157による食中毒により、3日間の営業停止処分を受けた「でりしゃす」籠原店、六供店と、8月24日から自主的に営業を休止していた15店の「でりしゃす」全17店の営業を再開した。
衛生管理体制の強化と、保健所への報告が完了したもの。
これまで、店舗内での汚染と消毒の不備、あるいは自社に納入される商品が汚染された可能性などを多角的に検討し、所轄保健所による従業員の腸内や店舗内のふき取り検査に加え、自社による従業員の腸内細菌検査を行った。
所轄保健所と自社の検査結果はいずれも陰性で、O157菌の検出はなかった。
厚生労働省が「本年8月のO157のO157患者数は例年より多く、国立感染症研究所における検査の結果、同一の遺伝子型の大腸菌が多くの患者から広域、散発的に検出されていることが判明しています」との情報を公開しているのを受け、自社での安全対策の強化のほか、これまで以上に上流の食材供給元などにもさかのぼって衛生管理の確認の厳格化を行う。
引き続き感染源の特定に向け、所轄保健所の調査に全面的に協力するとともに、衛生管理の徹底を図るという。
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