大戸屋/労働環境改善で大晦日と元日の休業店舗を拡大
2017年12月18日 13:30 / 経営
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大戸屋ホールディングスは12月18日、従業員の労働環境の改善を目的に大晦日と2018年1月1日に休業する店舗を、直営店で80店、フランチャイズ(FC)店舗を含めて100店以上に拡大する方針を明らかにした。
窪田健一社長が同日、都内で開いた創業60周年記者発表会で明らかにした。窪田社長は、「働き方改革と人手不足の観点から、これまでは無理して人を集めて大晦日や元日の営業をしていたが、今年から本格的に年末年始の休業を進め、労働環境の改善を進める」と述べた。
これまでも、元日の来店が極端に少ないビジネス街立地では、元日休業を実施していたが、直営店の半数以上で一斉に元日に休業するのは初めての取り組みだという。
今後もショッピングセンターなどの商業施設に入店する店舗を除き、可能な限り元日休業店舗を拡大する方針だ。
窪田社長は、「従業員の採用コストがこれまでの2倍近くになっている現状もあり、離職率の改善も課題となっている。2年前の当社の離職率は25%程度だったが、現状では11%に低下している。来年は1ケタ代の離職率にしたい」という。
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