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千趣会/第三者割当による優先株式発行で70億円調達、EC、ブライダルに投資

2018年02月26日 12:15 / 経営

千趣会は2月26日、第三者割当増資による優先株式の発行、REVIC パートナーズが無限責任組合員として運営管理する地域中核企業活性化投資事業有限責任組合との間で、投資契約書を締結し、第三者割当の方法により総額25億円のA種優先株式、総額45億円のB種優先株式を発行する、と発表した。

通信販売事業の業界環境につきましては、EC化がさらに進む傾向にあり、大手ECモールの市場占有率の拡大、カテゴリーキラーの台頭など、競争が激化している。

同社はカタログを削減し、カタログを主軸とするカタログ通信販売事業体から、ECを主軸とするネット通信販売事業体への事業構造転換を図っている。

今回、第三者割当増資による優先株式発行で、約70億円を調達。ベルメゾン事業の専門店化構想の実現に向けた複数店舗のECを同一環境・システム基盤で実現するECプラットフォームの構築、通信販売事業以外の事業のブライダル事業、子育て支援事業などの女性関連事業の拡大を進める。

ECプラットフォーム構築、顧客応答や需要予測・商品発注へのAI、専門店特化型のスマートフォン・アプリケーション開発の新システム開発資金に35億円、ブライダル事業の新規出店、子育て支援事業の保育園の新園、M&Aなどに32億2500万円を充当する。

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