資生堂/D&Gとフレグランス・化粧品の独占ライセンス契約を締結
2016年07月01日 16:55 / 経営
資生堂は7月1日、ヨーロッパ・中東・アフリカ地域本社でフレグランス事業を担うBeaute Prestige International S.A.(ボーテプレステージインターナショナル、以下BPI社)を通じ、イタリアのラグジュアリーファッションブランド・DOLCE&GABBANA S.R.L.とフレグランス、メーキャップ、スキンケア商品の開発、生産、販売に関する独占グローバルライセンス契約を締結した、と発表した。
BPI社は、同ライセンス契約に基づく事業活動を10月1日に開始する。
DOLCE&GABBANA ブランドは、1985年に Domenico DolceとStepfano Gabbanaの二人によってミラノでスタートし、ラグジュアリーファッション市場で国際的に高いプレゼンスを獲得している。
文化的ルーツと際立った個性により、ファッションとビューティー業界において強い影響力を持つブランドの一つ。
今回のライセンス契約にかかわるフレグランス・化粧品の売上は、2015年で約4億ユーロ。
今後、資生堂グループの技術力、商品開発力を活用し、フレグランスに加えてメーキャップやスキンケアを含めた商品ラインを強化する。
また、資生堂グループの世界的な販売ネットワークを活用し、アジア・中国などでも販売を強化し、グローバルに売上拡大を図っていく。
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