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宮崎県日南市、ライオン/「夫婦円満都市」推進プロジェクトを開始

2016年08月08日 11:10 / 経営

宮崎県日南市とライオンは10月10日、共同で日南市の「夫婦円満都市」推進プロジェクトを開始する。

日南市は、夫婦ともに働きながら子育てがしやすい都市を目指し、夫婦での家事シェア応援のための機会となる制度を整える。

日南市在住の夫婦を対象に、家事に関する夫婦間の認識の違いについて話し合い、二人でそのギャップを埋める努力をすることを誓う「夫婦円満宣誓書」の受付けと、「夫婦円満認定書」の発行を実施。

また、「夫婦円満都市」推進プロジェクトのスタートを記念したセミナーを10月10日開催。

日南市在住の夫婦を対象に、夫婦の家事ギャップを解消し、仲良く家事シェアするために役立つ方法を紹介する。

ライオン快適生活研究所は、これまで培ってきた家事のノウハウを活かし、夫婦間の家事に関する意識の違いを解消して家事をシェアするための情報をマニュアル化し提供する。

さらに、日南市在住の数組の夫婦に登場してもらい、夫婦の家事ギャップの実態とそのギャップを埋めていく過程について、ストーリー仕立てで楽しく紹介するコンテンツを10月10日から公開する。

このコンテンツには、日南市の崎田市長をはじめ、家事ギャップを埋めるための指導を行う講師としてほめる達人協会講師、ライオン快適生活研究所のリビングケアマイスターも登場する。

プロジェクトが目指す「夫婦円満都市」とは、「お互いの状況を理解し合いながら、家事について話し合うことができる夫婦」を増やす取り組みを実践している都市。

家事を他人事にせずシェアできる家庭が増えることで、夫婦共に働きやすく、子育てしやすい都市を目指すこと。

2016年ライオン調査では、近年、少子高齢化に直面した国の対策等を背景に、女性の働き方が多様化している。一方で、家庭における妻の家事負担が軽減していないのが現状。

こうした中、宮崎県日南市は女性の就業推進を後押しする取り組みを積極的に行っている。

また、崎田市長は「イクボス」を宣言し、男性が残業を控えて育児に積極的に参加する日南市独自の「ゆうパパ運動(夕方からパパ行動運動)」を呼びかけるなど、男性の家事・育児への参加促進にも取り組んでいる。

一方、ライオン快適生活研究所は、生活者のくらしに役立つ情報を開発し、2014年にスタートした生活情報WEBメディアLidea(リディア)から発信している。

これまでに、音楽を聞きながら楽しく家事をする「家事フェス」の提案など、家族みんなで、前向きに家事に取り組むためのアイデアやノウハウを開発し発信してきた。

今回、夫婦ともに働きやすく、また、子育てがしやすい都市を目指す宮崎県日南市と、夫婦間の家事に関する意識の違いを解消することで、家事をシェアしやすくし、家事がもっと楽になることを目指すライオン快適生活研究所が、共同で日南市の「夫婦円満都市」推進プロジェクトを実施する。

プロジェクトは2017年10月10日まで行う。

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