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ワタミ／能登半島和倉温泉「加賀屋」のお土産品を応援販売

2024年01月24日 13:40 ／ 経営

ワタミが運営する食事宅配サービス「ワタミの宅食」は1月23日から、震災で甚大な被害を受けた和倉温泉「加賀屋」のお土産品を全国525カ所の営業所を通じて応援販売している。

＜加賀屋（撮影は2020年）＞

販売商品は、「わくら豆腐」「極みとろろ昆布」「ちりめん山椒」「中島菜のり」「能登だし」「能登ぽんず」「ゆずとだいだいドレッシング」「加賀麩とあおさの赤だし」「加賀屋いしるラーメン」「加賀屋塩ラーメン」「加賀屋せんべい12枚入り」「能登花めぐり（棒茶味）8個入り」「のどくろせんべい」「海苔巻あられ」の14商品。1月23日～2月28に、ワタミの宅食営業所525カ所で受注し、2月5日以降に商品を届ける。

「加賀屋」は、明治39年創業、「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」で通算42回総合1位を誇る、能登を代表する老舗旅館。だが、今回の能登半島地震の影響で当面休業することになった。

一方で、ワタミの宅食では、「わたみのおせち」の販売を開始した2005年から19年にわたり「加賀屋」に監修してもらい、名旅館の名前を使ったおせちを毎年販売する企画を、心よく理解してもらった恩義をいつも感じていたという。

＜トップ同士の20年に渡る親交（2022年撮影）＞

今回、「加賀屋」から、休業が続き、再開の目途が立っていないと連絡を受けた。加賀屋から、「旅館ではお菓子や乾物など、連日たくさんのお土産品を販売していた。それが休業で販売できないため、お土産を作る会社、その会社に食材を卸している会社と、連鎖的に地元業者が困ってしまう、力を貸して欲しい」という相談を受けたため、「加賀屋」のお土産を仕入れて「ワタミの宅食」のお客に、応援販売することを決めたという。

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