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コロワイドグループ/ステーキ宮の水戸店、ひたちなか店で食中毒

2024年01月31日 16:56 / 経営

コロワイドグループのアトムは1月31日、同社が運営しているステーキ宮の水戸店、ひたちなか店で食中毒が発生したと発表した。

ステーキ宮

両店で、1月8日に食事をした4人の顧客に腹痛、下痢など症状がみられると報告があり、保健所による調査の結果、検出された病因物質の遺伝子型の一致により、両店舗起因のO157による食中毒であると判断された。現在、顧客は全員快方に向かっているという。

保健所から連絡があった後、自主的に営業を停止し、保健所の許可を得て外部機関による店内清掃・消毒もした上で、原因究明に努めている。

2月1日に保健所主催の衛生講習会を受講すると共に、自主的営業停止期間中に保健所の指導により改善が完了している旨を報告する書面(改善報告書)を保健所に提出。改善完了の確認を受けることで、営業禁止処分が解除される予定だ。

また、1月2日に寧々家のひたちなか店を、1月10日にステーキ宮の筑波学園店を利用した計4人から体調不良の連絡があり、同様に自主的営業停止、清掃・消毒を行った。現在、保健所により本件との関連性の有無とその原因調査が行われている。

同社は、今回の事態を厳粛に受け止め、調理マニュアルの再点検による調理手順の見直しと顧客への提供方法、食材の取り扱い・調理時の衛生管理を徹底するためのマニュアル、洗浄殺菌作業徹底のためのマニュアルの見直しを実施する。これらの施策の従業員への周知・教育の再徹底、社内体制の強化といった再発防止策を行うとしている。

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