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まいばすけっと/川崎市の24店舗で脱炭素化

2024年05月08日 16:27 / 経営

まいばすけっとは5月8日、出光興産と連携し、川崎市高津区、宮前区、中原区合計24店舗において、オフサイトPPAスキームを利用した実質再生可能エネルギー電力(以下:実質再エネ電力)の導入を開始したと発表した。

<モデル概略図>
まいばすけっと

オフサイトPPAは、「Power Purchase Agreement」(電力販売契約)の一種で、需要場所の敷地外に設置した太陽光発電設備から、系統線を通じて電力や環境価値を調達・供給するもの。

今回の取り組みでは、出光興産がまいばすけっと専用の新設小型太陽光発電所を用意し、それら発電所から生み出される電気をまいばすけっとへ供給。電気の需要者と供給者が脱炭素化に向けて共創していくことにより、世の中に新たな再生可能エネルギーを創出していく新しい電力供給モデルだという。

川崎市高津区溝口地域を中心とする24店舗において、4月26日より順次スタートしている。小型太陽光発電所の年間想定発電量は1発電所あたり約10万kwh、1店舗あたりのCO2排出量削減効果は年約3万9000kgを見込む。

まいばすけっとは、川崎市の脱炭素社会の実現に向けた「脱炭素アクションみぞのくち」推進協議会の会員になっている。全国的に店舗の脱炭素化を検討する中、「脱炭素モデル地区」である高津区エリアを最初の脱炭素エリアとし、オフサイトPPAスキームを活用した実質再エネ電力導入を皮切りに、今後も店舗の脱炭素化を推進する。

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