グリコ/2016年3月期、営業利益20%増
2016年05月13日 10:45 / 決算
江崎グリコが5月13日に発表した2016年3月期の連結決算は、売上高3384億3700万円(前期比6.0%増)、営業利益171億1000万円(20.1%増)、経常利益192億2900万円(9.2%増)、純利益139億300万円(34.0%減)だった。
売上面では、食品部門は前年同期を下回ったが、菓子部門、冷菓部門、牛乳・乳製品部門、食品原料部門、その他部門が前年同期を上回った。
利益面は、売上原価率は、販売品種構成の変化や増収による固定費率のダウンにより、全体ではダウンした。
販売費、一般管理費は、製品在庫の増加や販売品種構成の変化によって運送費・保管費率がアップし、量販店店頭での販売対策の実施やテレビ広告の増加によって、販売促進費・広告宣伝費も増加した。
純利益は、前期には東京の工場跡地譲渡に伴う固定資産売却益を特別利益に計上したため、大きく減少した。
2017年3月期通期の連結決算は、売上高3700億円(9.3%増)、営業利益200億円(16.9%増)、経常利益210億円(9.2%増)、純利益140億円(0.7%増)を予想している。
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