セブンイレブン/2年間で小田急電鉄の駅売店100店をセブンに転換
2018年03月09日 14:50 / 店舗
セブン&アイ・ホールディングス、小田急電鉄、小田急商事は3月8日、業務提携し今後2年間で、小田急商事が運営する駅構内売店とコンビニエンスストア約100店を「セブン-イレブン」に業態転換すると発表した。
小田急商事は2018年2月末時点で、駅構内売店Odakyu SHOP88店、小田急沿線のコンビニエンスストアOdakyu MART13店、都市型スーパーマーケットOdakyu OX26店を展開している。
小田急小田原線・江ノ島線・多摩線を合計した1日の乗降客数約410万人。うち1日5万人以上が乗降する駅は、新宿駅の50万人、町田駅29万人、代々木上原駅26万人など23駅ある。
セブン-イレブンへの業態転換を進めることで、駅利用者の利便性を向上させ、日本一選ばれる沿線を目指す。
セブン-イレブン・ジャパンは2009年に京浜急行電鉄とフランチャイズ契約を締結したのを皮切りに、現在、7社の鉄道会社と提携している。
鉄道関連の店舗数は、JR北海道22店、京浜急行電鉄42店、新京成電鉄10店、JR西日本351店、神戸電鉄6店、大阪高速鉄道3店、JR四国19店、合計453店となっている。
鉄道会社との提携は8社目で、首都圏では京浜急行電鉄、新京成電鉄に続く3社目となる。
セブン&アイ・ホールディングスの井阪隆一社長は、「駅は日本人の生活にとってはなくてはならない存在だ。高齢化社会の進展もあり、今後、駅はますます重要性を増していく。今後も鉄道会社との提携を進めていきたい」と述べている。
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