サミット/3月期は新規MD・店舗改装で売上・利益共に過去最高に
2018年05月09日 17:45 / 決算
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サミットが5月9日に発表した2018年3月期決算は、売上高2875億1400万円(前年同期比3.9%増)、営業利益72億3500万円(5.4%増)、経常利益77億5800万円(16.3%増)、当期利益47億1300万円(31.3%増)だった。売上高・利益ともに過去最高を更新した。
2月に東京都中野区に「江原町店」を出店したほか、主要店舗の店舗改装を実施した。新店投資は9億1800万円、既存店改装投資・その他は41億4700万円だった。
既存店改装では、2018年3月期に全店に支払いをお客が行うセミセルフレジを導入し19億円を投じた。
竹野浩樹社長は、「サミットが日本のスーパーマーケットを楽しくするをテーマに、2017年は変わることをテーマに代わることの楽しさを追求した。2018年は、変化したことをベースに、内装、レイアウト、陳列、商品、接客、サービスをもっと変える。ネット通販では、アマゾンを連想する人が多いが、サミットが近所にある地域で、食品を買うならサミットがいいなという印象が残るような取り組みをしたい」と述べた。
個店経営をテーマに、地域別MD、ハイタッチな接客、大惣菜プロジェクトを実施。既存店売上高は2627億円(3.0%増)となり、3期連続で増加した。
既存店客数は2.4%増、客単価は0.6%増で、特に客数は2016年~2017年の2年間累計で6%増増加した。
部門別売上高は、青果406億3700万円(1.9%増)、鮮魚221億300万円(2.4%増)、精肉323億2300万円(4.4%増)、総菜245億7900万円(5.0%増)、ベーカリー43億1500万円(6.7%増)、加工食品627億2500万円(3.9%増)、菓子112億7500万円(5.2%増)、デイリー532億400万円(4.1%増)、家庭用品139億2900万円(0.1%増)、その他7億3600万円(5.5%減)だった。
営業総利益率は、生鮮食品27.2%(0.2ポイント増)、総菜・ベーカリー42.6%(0.2ポイント減)、その他食品25.2%(0.2ポイント減)、家庭用品・その他26.9%(横ばい)、売上総利益率27.9%(0.2ポイント増)となった。
地域別店舗数・売上高は、東京81店・1861億7300万円(4.0%増)、埼玉14店・298億5600万円(2.8%増)、神奈川14店・397億5000万円(1.9%増)、千葉4店・96億1300万円(4.5%増)だった。
来期は、東京都内に3店を出店する予定で、新店投資20億200万円を計画する。既存店投資・その他は28億8400万円を投資する予定だ。
来期は売上高2960億円(3.0%増)、営業利益73億5000万円(1.6%増)、経常利益78億5000万円(1.2%増)、当期利益47億5000万円(0.8%増)の見通し。
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