日清製粉/4~6月、製粉事業・食品事業共に増収増益
2018年07月27日 10:05 / 決算
日清製粉グループ本社が7月26日に発表した2019年3月期第1四半期決算は、売上高1412億7100万円(前年同期比8.0%増)、営業利益72億6000万円(17.4%増)、経常利益90億5200万円(13.7%増)、当期利益60億8300万円(10.2%増)となった。
製粉事業の売上高は606億8300万円(5.7%増)、営業利益26億2500万円(33.7%増)だった。
消費者の節約志向の継続等を背景とした厳しい市場環境の中、新規顧客の獲得を進め、国内業務用小麦粉の出荷は前年並みとなった。
4月に輸入小麦の政府売渡価格が5銘柄平均で3.5%引き上げられたことを受け、6月に業務用小麦粉の価格改定を実施した。
生産・物流面では、食品安全の取組みを引き続き推進するとともに、生産性向上と固定費削減に取り組んだ。
食品事業の売上高は652億6600万円(2.9%増)、営業利益37億8100万円(7.4%増)だった。
加工食品事業は、家庭用では、生活者の個食化・簡便化などのニーズにこたえ、好評のボトルタイプ製品の拡販を図ったほか、テレビCMをはじめとした広告宣伝活動、デジタルマーケティングの活用等、消費を喚起する施策を実施した。
業務用では、顧客ニーズに合わせた新製品の投入、新規顧客獲得に向けた提案活動を実施した。中食・惣菜は、幅広いカテゴリーの製品をフルラインアップで供給できる総合中食・惣菜事業を展開し、順調に拡大した。
加工食品事業の売上は、家庭用新製品、中食・惣菜等が好調に推移し、前年を上回った。
通期は売上高5650億円(4.6%増)、営業利益275億円(1.1%増)、経常利益320億円(0.6%増)、当期利益220億円(3.1%増)の見通し。
決算 最新記事
一覧最新ニュース
一覧-
- ユニクロ/4月既存店売上高18.9%増、気温高く夏物好調
- 05月02日
-
- コメリ/5月1日から414品目を値下げ
- 05月02日
-
- ZOZO/3月期、セール拡大・コスメ強化などで増収増益
- 05月02日
-
- 日本調剤/3月期はインフルエンザの流行などで増収増益
- 05月02日
-
- 賃上げ2024/ゲンキー正社員平均5%アップ
- 04月26日
-
- 大戸屋/「そよら横浜高田」に新店舗オープン
- 04月26日
-
- イオン九州/長崎県の医療介護施設に無人店舗5/1オープン
- 04月26日
-
- 吉野家HD/ラーメン店向けめん・スープ製造の宝産業を買収
- 04月26日