アサヒ/1~9月、中東欧ビール事業寄与し営業利益17.6%増
2018年11月02日 09:30 / 決算
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アサヒグループホールディングスが11月2日に発表した2018年12月期第3四半期の連結決算は、売上収益1兆5786億4100万円(前年同期比3.7%増)、営業利益1657億900万円(17.6%増)、純利益1165億200万円(24.2%増)となった。
酒類事業の売上収益は、ビール類以外の酒類やアルコールテイスト清涼飲料の売上がそれぞれ前年実績を上回ったものの、ビール類の市場全体の縮小による販売数量の減少などにより、前年同期比3.9%減の6708億2200万円となった。
事業利益は、固定費全般の効率化に取り組んだが、売上収益の減少により、前年同期比1.6%減の840億8600万円。
飲料事業の売上収益は、炭酸飲料や乳性飲料などの販売数量が前年実績を上回ったが、チルド飲料事業売却の影響により、前年同期比2.2%減の2807億100万円。
事業利益についても、生産体制の最適化による製造原価の低減などに取り組んだものの、売上収益と同様の要因により、0.1%減の319億3500万円。
食品事業の売上収益は、主力ブランドを中心に好調に推移し、1.8%増の838億8100万円となった。
事業利益は、増収効果に加えて、製造原価の低減などにより、4.4%増の93億1700万円。
国際事業の売上収益は、中東欧のビール事業の新規連結効果に加え、欧州事業全体が好調に推移したことなどにより、19.3%増の5426億8300万円。
事業利益は、主に欧州事業の売上収益が増加したことにより、50.6%増の763億9100万円。
2018年12月期通期の連結決算は、売上収益2兆1400億円(前期比2.6%増)、営業利益2040億円(11.4%増)、純利益1420億円(0.7%増)を予想している。
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