サッポロ/1~9月、発泡酒・新ジャンル苦戦し営業利益29.8%減
2018年11月02日 09:25 / 店舗
サッポロホールディングスが11月2日に発表した2018年12月期第3四半期の連結決算は、売上収益3810億4400万円(前年同期比2.5%減)、営業利益68億3700万円(29.8%減)、純利益42億900万円(20.5%減)となった。
売上収益は、国内酒類事業の「サッポロ 生ビール黒ラベル」の缶製品やRTD、国際事業のスリーマン社が好調に売上を伸ばしたものの、発泡酒・新ジャンルの売上数量が前年同期を下回ったことや、食品・飲料事業における国内の飲料売上がやや低調に推移したことから、減収。
営業利益は、国内酒類事業の売上減少による影響が大きく、減益となった。
国内酒類事業の売上収益は1798億円(4%減)、営業利益は18億円(62%減)。
国際事業の売上収益は、591億円(2%増)、営業利益は4億円(58%減)。
食品・飲料事業の売上高は942億円(3%減)、営業利益は13億円(5%減)。
外食事業の売上高は209億円(4%減)、営業損失は1億円(前年同期は1億円の利益)。
不動産事業の売上収益は183億円(3%増)、営業利益は82億円(9%増)。
2018年12月期通期の連結決算は、売上収益5378億円(前期比0.2%増)、営業利益161億円(25.7%増)、純利益92億円(28.0%増)を見込んでいる。
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