スシロー/女子大生とスイーツを共同開発、カフェ利用促進
2018年12月04日 15:40 / 商品
あきんどスシローは12月5日、女子大生と共同開発したスイーツを期間限定で発売する。
2017年11月から発足した「スシローカフェ部」とお茶の水女子大学公認サークル「Ochas」と共同開発した「スノーマンのふんわりカップケーキ」(税別180円)を第1弾として12月5日から発売する。
1月9日から第2弾として「いちご帽子のカップケーキ」(180円)を発売する。
スシローカフェ部は、回転寿司のアイドルタイムに、寿司を食べなくてもカフェとして利用してもらうことをひとつの目的としており、今回、初めて大学とコラボレーションした企画を打ち出した。
商品開発を担当したスシローカフェ部の林麻衣子さんは、「普段のスシローの商品開発では得られない視点を取り入れるため、流行に敏感な女子大生の意見を取り入れた」と企画の趣旨を語る。
商品開発では、思わず写真を撮り、人にシェアしたくなる見た目の可愛らしさこだわった。12月発売のスノーマンはクリスマスをテーマにした商品で、スノーマンがセーターを着ているような見た目に仕上げた。
1月発売のいちご帽子は、ウィンターシーズンをテーマにした商品で、すしパンダなどのキャラクターがいちごの帽子をかぶったような見た目を演出した。
12月4日、東京・上野の「SUSHIRO上野店」で商品発表会とともにお茶会を実施した。今回の商品開発では、Ochasのメンバー17人、スシローカフェ部3人の合計20人が参加した。
お茶会には、商品開発メンバーのほか、OchasのOGなど約50人が参加して、カップケーキを試食した。
Ochasは、これまでも商品開発などで実績がある大学公認サークルで、「食べる幸せ」を活動のテーマとしている。
スシローカフェ部は「そそる、べつ腹。おどれ、ココロ。」を活動テーマにしており、活動テーマが似ていて商品開発実績もあることからOchasとのコラボレーションに至った。
スシローカフェ部では、アップルパイ専門店「グラニースミス」などの有名店とのコラボレーション、不二家、カルビー、明治など企業とのコラボレーション、たっぷりりんごのキャラメルパフェなどスシロー独自の期間限定スイーツの3つのカテゴリーでスイーツを開発している。
毎月10品以上を開発し、そのうちの4品目を毎月発売している。
商品価格は、スシローの既存スイーツと同様に100円、180円、280円を基本としているが、時には980円の「苺すぎるパフェ」などサイドメニューの領域を超えた商品も発売している。
サイドメニューは、基本的には、寿司を食べた食後の利用を想定しており、気軽に食べきれる量を意識している。
スイーツは冷凍スイーツをベースにしているが、最近は新鮮な果物を利用した商品開発にも注力している。
スシローの2017年度のコーヒー・デザートの売上構成比は6%超で、約5年前の5%から1%以上増加している。
今後も、スイーツ専門店の味を意識した本格的なスイーツを開発していくという。
■スシローカフェ部
https://www.akindo-sushiro.co.jp/cafebu/
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